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快気祝い

○快気祝い
 今宵は高校時代のミニクラス会兼忘年会兼湖水地方さんの快気祝いの会だった。
 青学の向かいの、じつに小洒落た「まる(圓)」という和食の店。献立もひどく奇を衒っているというわけでもなく、上品な味。
 アメリカから一時帰国している人とも三十年振りくらいに再会したりして話も弾み、よい具合にお開きとなった。
 湖水地方さん、病気ご快癒、ほんとうによかったです。これからのブログは、仕事との両立ですよ。無理せず、体を労わりながら、来年もよい感受性を綴ってください。楽しみにしています。

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クリスマス・イブ

○クリスマス・イブ
 今年のクリスマス・イブは気忙しかったが、それでも都心の赤坂、四谷あたりはちらりと覗いて来た。
 箱に入ったデコレーション・ケーキを売っている店だけはここ近年では多いような気もしたが、それ以外では大して華やいだ雰囲気も無し。ただの忘年会シーズンというのみ。要するにサカスとかヒルズへ行かないとダメなのだろう。
 帰りの電車でも、みんな仕事帰りの話などして、とくに歳末らしいという感じもしなかった。今夜は少々蒸し暑いくらいの空気だったし、車内には軽く空調も入っていた。地元に帰っても、多少空気が冷たいかな、という程度。091224cake.jpg
 写真は、昼間に買ってきておいた、多摩センターに本店のある「グラン・クリュ」のチョコレートケーキ。上に生クリームが乗っている。その後ろは、小さなクレッシュで、飼葉桶に寝かされた小さなイエス様。
 ちなみに、「グラン・クリュ」の本店のあたりは、そこだけがミニ軽井沢、といった雰囲気。

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浅草羽子板市

○浅草羽子板市
 年も押し詰まった土曜日というのに、まだ入試の打ち合わせ会などに駆り出される。
 幸い昼前に終わったので、浅草まで足を伸ばすことにする。羽子板市の最終日。
 下町のここ大川沿いまで来ると、青空にはもう、はるか北関東を感じさせる、あのやや白い光がさしている。
 浅草寺羽子板市は、高村光雲の聞き書きなどによれば、昔は「歳の市」だった。それがしだいに、もっぱら羽子板を扱うようになったらしい。
仲見世本堂側から仲見世側を見る羽子板市風景お買い上げ・三三七拍子直後です 毎年吉例の、干支の置物と楊枝入れを買う。伝法院通りも仲見世も、一杯の人出。土曜日の昼時だし、「大黒屋」も「小柳」も行列、「ヨシカミ」に至っては2時間くらい待ちますなどと紙が出ていて、当たり前だが到底入れるものではない。
 まずは観音様に詣でる。境内も祈願者で黒山の人だかり、中国語も至る所で聞こえる。
 お参りの後は、去年も寄った境内の小屋掛けの店で、小さな歌舞伎羽子板を求める。語りが独特の調子で面白いおじさんの店で、三代に渡ってやっている。前の年のことも覚えていてくれたようだ。
 羽子板市を後にし、人形焼、それに「アンヂェラス」のケーキを土産に買って、こちらは田原町まで転進。ひとつ目をつけている天麩羅屋があったのだ。それに浅草は、なんでも観光値段で高い。
 店の名は「たけなわ」。天丼を注文。昼の定食時間には、味噌汁、サラダ、漬物もついて800円。ちょっとたれが少なめだが、味も揚がり具合も、御飯の具合も、「大黒屋」に優るとも劣らぬ、と思った。お酒の肴もあり、夜はまたいいだろう。
 帰り道、表参道で地下鉄を乗り換えたのだが、構内を歩く人たちはみんな、流行のやや細身の黒っぽい服を着て、身のこなしも素早くて目の覚めるようで、下町とはまるで大違いだと思った。

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まさに師走

○まさに師走
 (12月18日記す)12月17日、午前10時から会議、昼に休憩が入ったが、私は別の打ち合わせで休みなし、午後2時45分まで続き、次の会議までの間、また打ち合わせ、そして3時過ぎから4時過ぎまで会議、それが終わって研究室に戻っても書類仕事やメールチェックなどをしているうちに6時前になり、その6時からは学内の食堂で忘年会、7時10分過ぎに中座して、それからバス~小田急~千代田線~半蔵門線~大江戸線と乗り継ぎ、8時半に研究会に出席、9時半に終了して、今度はそちらの納会で仕切り役、11時過ぎにお開き。忘年会のはしごだった。
 千代田線~小田急線~タクシーで戻り、午前様。まさに師走。

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夢の話

○夢の話 
 今朝の夢の話。
 田舎にいる。といって、現実の田舎ではない。夢の中の田舎、つまりそこでは現実である。
 どういうわけか、中島みゆきといる(つもり)。一緒に駱駝か馬に乗っている。中島みゆきが、ギターを弾いて、唄を歌ってくれる。何の歌だかは判らない。
 私は中島みゆきに顔を寄せて、「こんな幸せは、百万人に一人もいないでしょう。だって私のためだけに歌ってくれるのですから」と言うと、中島みゆきがこちらを向くが、意外にもそれは別人(知らない人)。私はどう取り繕ろおうにも繕いきれず、なんとかその人を傷つけまいと、必死に糊塗する。
 私たちはいつの間にか歩いていて、丘の方から町の中心部へと降りていく。途中の道の傍らには、奈良時代の官庁遺構の発掘現場があり、建物の区画にコンクリートのようなものが流し込まれていて、輪郭が判るようになっている。私はそれを彼女に説明しながら、相変わらず決まり悪さを覆い隠そうとしている。
 やがて町に降りる。時間は明け方5時くらいのはずなのに、町にはネオンや照明がともり、まるで夕刻のような賑やかさ。モーニングの時間なのだろうか、とも思う。
 目の前には、集合住宅が横たわり広がる。彼女はいきなり駆け出し、右斜め遠方の入り口から入る。町の建物の左遠方の空には、いつしか黒雲が沸き上がる。
「ダウンバーストだ」と私は叫び、正面の集合住宅入り口に走って入る。たぶん住民の、知らない主婦がひとり。向うの通路から、彼女がこちらに歩いてくるのが見え、天井は吹き抜けなので危ないと思い、こちらに手招きすると、彼女も走って来る。
 案の定、突如風が強まり、雷がつんざき、激しい雨が打ち降り出す。私と彼女とその主婦と三人は、エレベーターホールのようなところに固まる。主婦が「まあ怖い」と言う
 ……そのあたりで目が覚めた。
 久し振りの、リアルな、しかも長時間続いた気のする夢だった。

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二度の失意

○二度の失意
 ゼミ学生の卒論を仮提出させたので、食事をしてコーヒーを飲みながらじっくり添削しようとガストに入ろうとしたら、「勉強、居眠りお断り」の張り紙がドアにでかでかとしてある。印刷されているので、どこのガストでも共通のものだろう。
 去年はそんなものはなかった。それに、そんな但し書きを出すようでは、ガストの存在意義がないだろう。ドリンクバーで、24時間とは言わないまでも、長時間ゆったりゆっくりと粘れるというのが利点ではないか。家では狭く、家族もいて、ゆっくり仕事も勉強も作業もできない人だっているではないか。夜遅くなったら、時間つぶし、場所ふさぎの人間の数だって、そうはいないはずだ。昔はすかいらーくも、広いテーブルを、ゆっくり占有させてくれたものだ。ぎすぎすと、合理化と回転率ばかり気にかける、世知辛い世の中になった。それを悪用する人間という輩が増えたのか否かについては、私は知らない。
 貧すれば鈍するとは、よく言ったものだ。いずれガストも、仕合わせよくないことになる。

 今日はそれ以外にも、もうひとつ断られることがあったので、二度の失意となって、少々落ち込む。

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月例研究会

○月例研究会
 今夜は都心で、月例の研究会に出席。後の懇親会の仕切り役を、いつの間にかやらされている。お蔭で気に入りの献立を頼めるのだが。
 それで今回は、2000年来のキリスト教が、もしかしてひっくり返ってしまうのでは、そしてそれが、実は本来のキリスト教なのでは、という、ある意味とんでもない、すごい話を聞いた。それでもこの研究会は歴とした研究者の方が学術的根拠に基いて発表するものなので、けしてトンデモではないのだ。だからこそ衝撃的なのだ。
 ところがじつは、それはすでに学会では、あるいはキリスト教宗教学研究の世界では、常識化しつつあるらしい。
 早く素人にフィードバックしてくれないと、お互い困る。

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下谷鷲神社酉の市

○下谷鷲神社酉の市
 学校帰り(最近は祝日の月曜日に授業があるところが多い)、浅草下谷の鷲神社まで足を伸ばす。酉の市は明24日から(日が変る直前から)始まるということは知ってはいたが、去年頂いた「かっこめ」を返そうと思った。なんとか開いていてほしいと望みをかけながら、バスや電車を乗り継ぎ向かう。ここの交通の便は悪いのだ。日比谷線入谷の駅から、暗い道を辿る。夜空の中天には弦月と星がくっきり。
 たぶん前日から多少は賑やかだろうという希望的観測は当たり、着いたのは夜7時半くらいだったが、もう露天商の車がたくさん並び、準備の整った夜店も少なからずあるし、早くもテーブルを囲み一杯……というような姿も見かけた。
 境内の店はすっかり熊手の陳列が終わ200911231922000b.jpgり、明かりに煌々と照り映えて美しい。200911231918000b.jpg200911231922001b.jpg御札授与所はまだ開いていないが、参拝するには、人もまばらなこれくらいの方がいっそ都合がいい。それでももう熊手を買い求める人もいて、三三七拍子の盛んな手締めの音も起こる。
 首尾よく「かっこめ」も返し、切山椒を買って、参拝も済まし、浅草に向かって歩く。さすがに夜気は冷える。
 六区を横目に見ながら伝法院通りに入り、そこからさらに道を曲がって、うなぎの「小柳」に入る。ここは何となく粋な下町の男女が、かならずいるところだ。
 まずは白雪の燗酒を一本誂える。なんということはない酒なのだが、体に沁みて旨い。やがて運ばれたうな重を食べ、よい機嫌で銀座線に乗り、千代田線~小田急線に揺られて帰宅。
★この日記を実際に書いている今頃(つまり日付の変った24日0時過ぎ)が、まさに最盛況の時間だろう。

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サンデー・クライエント

○サンデー・クライエント
 ボルボ240オンマニ号の給油も兼ねて、買い物に出る。夕6時過ぎだからもう空いてると思いきや、やはり連休を控えた週末だけあって、スーパーの駐車場はほぼ満車状態。買い物客も多く、目ぼしい惣菜は大抵売れている(これが下町の商店やデパートならこんなことはないのだろうが)。
 こうした休日になると、道路にはサンデー・ドライバーがまごまごするわけだが、それと同じで、こうした郊外ニュータウンの巨大スーパーには、いわば「サンデー・クライエント」、つまりウィークデーは勤めに出ているお父さんたちが出張ってきて、やりにくくてしょうがない。変に売り場の通路をうろついたり、やたら手に取っては結局戻したり。
 駅の通勤帰りに寄れるようなところならそんなことはないし、またそうした店に来る人なら手馴れているのだろうが、どうもいささか人種が違うということかもしれない。

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新酒祭

○新酒祭
京王線南大沢駅前では、「新酒祭」をやっていて、学校帰り、ついふらふらと寄ってしまう。新酒といってもこちらは日本酒、とくに多摩の地酒を並べ、屋台風に飲める。
私は、八王子恩方の「日出山」と、薩摩揚で一杯。
微醺を帯びて(なかなか格好良い)帰る。耳にはiPodから流れるモーツァルトのピアノソナタ(ますます格好良い)。


★ニュースの記事より:
福井県坂井市丸岡町末政のしょうゆ醸造会社「岡松醤油(しょうゆ)醸造元」が、エチゼンクラゲを使った新商品のおつまみ「完熟梅みそ越前海月(くらげ)」を作り、20日から販売を始める。

話は簡単で、要するに、食ってしまえばいいのだ。なんといっても、人間が一番貪欲で悪食な、「天敵」なのだから。食糧事情にも貢献しそうだ。それに、喰われると思えば、エチゼンクラゲも怖がって出られなくなるかもしれない。一石二鳥だ。

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