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第13回鉄道フェスティバル、「野の葡萄」で食事

備前焼に飾ったすすきの花が開きました●第13回鉄道フェスティバル、「野の葡萄」で食事
 昨晩の豪雨は去って強風の快晴下、日比谷公園で開催された、第13回鉄道フェスティバルへ行く。ところで私は、「鉄」でも「鉄ちゃん」でもなく、国鉄民営化までの「鉄道ファン」だ。
 日比谷公園は、老若男女併せて、大勢の人出。東京メトロの放出品である車内路線図を抱えて嬉しそうな大人を、何人も見かける。通勤地獄の中で嫌というほど目にするものなのに、わざわざ家に飾って、自宅でも「会社モード」になりはしないかと、他人事ながら心配する。また今年はアスベスト問題のためか、車両部品などはほとんど売られていなくて、わずかに方向板や座席番号表示板、それに「ワンマン」などのステッカーのみ。妻はこのステッカーをえらく気に入ったようだった。私は東京都交通局ブースで「都電カレンダー」を購入した。昔の懐かしい都電の写真が載っている。
 見終わった後、丸の内までウインドショッピングをしながら歩く。東京駅南口の「TOKIA」にある有機食バイキング「野の葡萄」で夕食をするつもり。まだ開店には早かったので、1階の「Viron」でクローネンブールを飲みながら待つ。
 「野の葡萄」の店の前に戻ると、我々の他にも開店を待つ人々が結構多いことに驚く。あらかじめ名前を票に書いておき、開店と同時に順番に呼ばれて席について、それから好きなものを取りに行く。テーブルの占有時間は2時間なのでずいぶんゆとりがあると思っていたが、デザートを取り、コーヒーを飲み終わって勘定する頃には、ほぼ1時間半経っていた。食べている人々が、みな心なしか楽しそうな顔をしているように見えたのは、健康にいいことをしているという満足感の表われか、それとれも医食同源の実際的効果か。
 こうした有機食材のスローフードレストランは各地で結構繁盛しているようで、羽田空港新ターミナルにも一軒あって、ここにも入ったことがある。私は見送りの後でゆっくりと食べたのだが、そもそも忙しい空港レストランでこんな業態が成り立つとは興味深い。
 レストランを出ると、空には銀色の円盤のような月。腹ごなしに銀座をウインドショッピングしながら9丁目まで歩き、新橋から銀座線に乗って帰宅したのだった。

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