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授業、文鳥救急搬送

●授業
 非常勤で教えている学校で初授業。教室が蒸し暑くて汗ばむ。どんどん普請をしていて、久し振りに登校したら、そこにあるべき校舎が無くなっていて、まるでがらんとした感じ。こちらが教えている教室のある建物が、ほとんど最古になった。授業はまだ出だしなので何とも言えないが、はやくもうつ伏して寝ているのはやめてもらいたいものだ。こちらの話がまずいのかもしれないが。

●文鳥救急搬送
 爪が伸びて、止まり木にすら引っかかるようになったので、妻と二人で爪切りにかかった。クロ、シロの二羽とも、早くも察してなかなか籠から出てこようとしない。他のサイトを見ると、自分から足を出して爪を切らせるものもいるらしいのに、我が家の文鳥は怖がるので、毎回苦労する。
 まずおっちょこちょいのクロを捕まえ、暴れるところを握り、仰向けにして足を引っ張り、手早く爪を切る。これは前に行った病院で、女医さんがするところを見ていて覚えたのだ。
 ところが両足の爪を切り終えて解放すると、腰が抜け、嘴を開いてはあはあと息をつき、目をつぶりかける。早い話、目を回したのだ。以前、家具に足をぶつけて同じ症状になったことがあったので、今度も爪を切りすぎたか、あるいは足を捻ったかでショックを受けたのだと思った。動物は、基本的に天敵に弱みを見せないために、痛みなどは訴えないというが、それでも耐えかねて目は回す。
 とりあえずこちらの手の中で温めつつ、妻がネットで病院を調べる。もう夜9時を回り、行きつけの所は閉まっているのだ。幸い夜間診療をしているところがすぐに見つかり、急遽竹籠に移して車で運ぶ。
 行った先は赤い回転灯が回り、人間の救急病院並み。通常診察に加えペットホテルもあり、救急の場合は24時間診療も可なのだ。先客には犬もいて(BMWサルーンで連れて来られていました)、こうした需要があることを物語っている。
 受付を済まして程なく、名前(もちろん飼い主の)を呼ばれたので診療室に入る。若い獣医師が出てきて親切に診察する。「小鳥は肺ではなく、体のさまざまな場所に風船のようなものがあってそれで呼吸をしているので、体を強く握り締められると息が詰まってしまいます。また生まれて5年ともなるとそろそろいいお年となるので(文鳥の平均寿命は7年~12年という)、若い頃平気であったやり方でもかなりの負担となる場合もある、年相応に扱うことが必要です、爪切りの場合でも片足をやってしばらく休憩し(!)、もう片足にかかるとか」と丁寧に説明してくれる。何ということだ。文鳥デイケアだ。
 ともかく今回は何の処置もせずに家で様子を見ましょうということになり、お咎めなしで帰宅となったが、一時は医者は「酸素ルーム」に入れることまで想定していたらしい。
 ほんとうに、ペットも人間並みだということを実感した一幕だった。いや、人間並みどころではない。保険が利かないから、診療代に夜間料金が加わって、野口英世先生が(この人もお医者だが)何枚も飛んでいった。これで処置でも受けていたら、いったいいくらになったことだったろうか。
 蛇足ながら、受付に「里親募集」と写真の出ていた仔猫はなかなか可愛らしかった。もしもマンションがペット可で、私が猫アレルギーでなかったら飼ってみるのに。
 

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