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明治神宮での茶会

○明治神宮での茶会
 もう昨日(10/22)のことになる。
 日曜日、明治神宮桃林荘で開かれた、煎茶道二條流関東支部茶会のお茶席に出た。妻が社中でお手前をするのだ。
 家から歩いていく。天気は薄曇で、日が差すと蒸し暑いくらい。代々木公園は相変わらずバンドやフリマで騒々しい中、明治神宮文化館のすぐ北にある桃林荘に入る。
 お茶席は玉露席と煎茶席で、点心席でお弁当が食べられる。妻は今年は玉露席でお手前。私は正客をせよと言われ、一応無事に勤める。前日予行演習三代 山田常山 常滑 自然柚 急須をしておいたのだ。明治神宮桃林荘の庭
 二條流は京都の流派で、道具も京焼を中心に、なかなか上品だ。二つの茶席に出ると、お菓子を二個食べて腹は一杯になるし、足がしびれてつらくなる。
 この日の目の保養は、煎茶席の替急須として出てきた、人間国宝三代山田常山作の常滑自然釉で、形といい、色といい、皆の評判だった。
 桃林荘の庭には松の大木がそびえて松ぼっくりを落とし、またブナの葉が早くも色づきかけて美しかった。
 お茶席も済み、明治神宮本殿にお参りする。菊祭りも始まっている。参拝客の半分は外国人で、中国人も相当多い。靖国は嫌って、明治神宮は大喜び、というのも妙な話だ。結婚式の列を興味深げに写真に撮っている。私はうるさい原宿に出るのが嫌で、雨のぱらつく中を、参宮橋回りで帰宅したのだった。

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