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師走の入り

○師走の入り
 今日は師走の入り。しかし私には案外温かく感じられた。関東平野は美しい光に包まれた。
 もう一つ面白く思ったのは、「冬至十日××でもわかる」というくらい、はっきり日が短くなっていきつつあるはずなのに、むしろもう冬至などとっくに過ぎたかのように日が長く感じられたということだった。時間の進みが速くなってきていると述べるブログなども散見されるが、案外実質は早春近く来ているのではないか?
 夜は妻と待ち合わせ、新宿センタービル地下の「ライオン」で食事。古典的な店。来ている人も、「○○中学同窓会御席」など、年配者が殆ど。ビールはサッポロだから安心、献立も年齢層に合わせてか、昔の洋食中心とは様変わりでこの頃は和風メニューが多く、それなり許容範囲。牛・豚なしで十分いける。

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卒論仮提出

○卒論仮提出
 ゼミ学生に卒論を仮提出させた。
 これから赤を入れて返却し、清書させる。
 いつもは学校帰り、どこかのガストに入って、腹ごしらえの後はドリンクバーを頼りに、そこで一気に全員分の添削を済ませ、寒い夜明け方にコンビニからエクスパックで返送するというのが通例なのだが、今年は事情があってそうも行かない。
 土日を使って作業をするつもりだ。

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「こち亀」30周年記念

○「こち亀」30周年記念
 夕方、書店で『週刊少年ジャンプ特別編集[こちら葛飾区亀有公園前派出所]連載30周年記念出版 超こち亀』(秋本治、集英社、2006年9月)を見つけ、つい買ってしまった。
 こち亀そのものよりも、むしろ執筆協力者の名前に惹かれた。超大御所やなせたかし、水野英子、水島新司、ちばてつや、それにあのハイセンス望月三起也。秋本治の同時代人として小林よしのり、コンタロウ。コンタロウはとくに、あの傑作冗談漫画「1・2のアッホ!!」の中のメインキャラクター「カントク」が忘れ難いが、まだ「山止たつひこ」名義で描いていたころの秋本治は、その名キャラクター「カントク」を、少年野球の監督として1コマチョイ役で登場させていることを、今も私は覚えている。
 他には原哲夫、吉田戦車もオマージュを捧げている。
 私はほんとうにごくごく初期のものしか読まずに終わったのだったが(大学卒業後は専ら「じゃりン子チエ」と「北斗の拳」のみに宗旨替えしたので)、このどちらかと言えばアナーキーな作品がここまで長寿を保ち、人口に膾炙し、この粗野な警官が「寅さん」並みの国民的知名度を持つに至るとは予想だにしなかったし、作者の秋本治が下町散歩のエッセイ集まで出すとは思いもしなかった。
 作者と作品が、ともに成長していった軌跡というものだろう。

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夢の話

●夢の話
 木・金と大学院の研修旅行。どんな人材を養成するか? この頃は文科省の指示で、こんなことも教員がやらねばならない。
 水曜日朝に見た夢の話を記しておく。
 グリニッジ・ビレッジのようなところにいる(と思っている。夢の中では、高田馬場ビッグボックス前の広場ががらんとしたような場所だった)。若者、ヒッピー、あぶれ者がうろうろしている。
 青い作業着のような上下を着た、太った黒人の男が私の背後から足早に歩いてきて追い越し、広場突き当りの高架線の改札(つまりビッグボックスの入口に当たる位置)に突き進んでいく。見ると手に黒い突撃銃のようなものを抱え、ズボンの背中のところには拳銃を差していて、その銃把がはっきりと見える。「拳銃を持ってるわ」という女性の声が聞こえ(まるで吹き替えの科白のよう)、私もああそうだった、と思いながら、「銃を持ってますよ」とまわりに声をかけ、にわかにシーンのテンポが速まる。
 男は改札を通ってホームへ上る階段を上がったらしく、右上に見える高架線のホーム(ちょうど西武新宿線の位置に当たる)に男の姿が現われる。手に拳銃を構えて伸ばし、無造作にぱん、ぱんと撃ち放す。紺色の制服の警官が二人ほど倒れ、一人はこちらに転がって、苦痛と驚愕にゆがむ顔がクローズアップのようになる。ブロンドの白人。ただしかれは防弾チョッキを着ているため命に別状はない。
 すぐに別の警官が、男の正面、至近距離から発砲して、男の胴体に二発ほど命中し、男はあっけなくくたっとホームに倒れる。
 何事もなかったように広場は先ほどの雰囲気に戻り、私は振り向くと、男が歩き出した最初の場所には、黒い大きなコントラバスのケースのようなものが開いて立てられたままとなっている。大道音楽家のような振りをしながら、このケースの中から銃を取り出したのだな、と思う。ここで眼が覚める。
 最初から最後まできわめてストーリーも流れも一貫し、舞台立てのディテールも詳細で、色彩も鮮明、場面も鮮やか、音も聞こえた、リアルな夢。

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汗ばむ

○汗ばむ 
 今日もコートを着たのに、帰りはなんだか汗ばむほどだった。
 推薦入試の試験官は、心理的・精神的エネルギーを相当使う。
 授業は略図がうまく描ける。ところがアドリブなので、自分で覚えていないのだ。
 あとで学生のノートをコピーさせてもらうか。
 まるで逆ではないか。

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コート初着用

○コート初着用 
 今冬初めてコートを着る。
 ところが案外に暖かかった。北の方は雪だというのに。
 それで雨になったものだろう。
 マアもうコートは手放せないだろう。
 次は下着、さらに懐炉、とエスカレートしていくわけだ。

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木枯らし1号

●木枯らし1号
 夕方から風がうなっていたので、そうだと思っていたら、やはりニュースで「木枯らし1号」だと言っていた。これから夕焼けが透き通って綺麗な季節だ。富士山もくっきりと見える。「北風小僧の寒太郎」……には、まだ来て欲しくないが。
 ずっと観ていなかった「風林火山」、いよいよクライマックス……と思ったら、急に気が抜けたみたいな感じ。勢いがダウンしている。前半の生き生きした躍動感がどこにもなくなって、重々しいばかり。キャラも立ってないし、いったいどうしたのだろう。gacktは出すぎてやはり馬脚が露われたかもしれない。
 久し振りに翻訳を少し試してみたら、けっこうフランス語もいけて錆びついていない。辞書を調べるスピードが少し落ちているが、これは回復可能だろう。それより眼だ。こればかりはどうしようもない。
 風邪を治さなければ。

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冬の匂い

○冬の匂い
 すっかり空気が冷たくなった。冬の匂いになってきた。
 小田急のいつものベンチ(指定席)も、これからは夏のようにはいかない。
 ここ近年、「寒い、寒い」ばかり思ってきたが、久し振りに「すきっと、鮮烈、清冽ないい気持」と思う心になれるようになった。
 処方された薬の効き目か、眠い。

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酉の市

○酉の市
 風邪で学校を二日休んだ。休講したので、病院で診断書も貰った。診療より、薬より、診断書が高い。日本の医療については欧米と比べてさまざまな意見があり、私にはよく分からない。ただ混合診療といえども、財力によって極端な医療格差がつくことだけは避けるべきだろう。そのために行政府と立法府がすることは、山ほどあるはずだ。どんな人も感謝しながらお医者にかかれるような世の中でありたいものだ。

 11月11日日曜日、妻と渋谷~原宿を歩いた。その時に宮益坂の御嶽神社の酉の市に寄ったので、そのときの写真を掲載する。思えばこの日、冷たい時雨に打たれたのが、季節の変わり目とも相俟って風邪の引き金を引いたのだろう。

渋谷酉の市01☆御嶽神社です。宮益坂の横、さらに急な階段を上ります。ここは昔、美竹町と言いました。つまり「ミタケ」です。小学生時代には親しい場所です。母に連れられて、一度だけこの酉の市に来たことがあります。なんと美しく綺麗な縁日の光景だろう、と目を見張ったことを覚えています。






0711t02.jpg☆熊手を売る見世です。手前の人は、何かのイベントかムーヴメントに関わるウィンドブレーカーを着ています。ハチ公? 岡本太郎?








0711t03.jpg☆見世の側から、宮益坂方面を見ました。ぽつりぽつりながら、それでも人が来ています。渋谷にも、こうして小ぢんまりながら酉の市があるのです。

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来年のカレンダー

来年のカレンダー
 注文してあった来年のカレンダーが届いた。
 今年は戦艦大和、その前の年は軍艦三笠と、いささか勇ましかったが、どちらももう手にはいるきっかけがないし、ネットでも売っていない。
 それで吉例どおり、「スタートレック」と、もう一つは「サンダーバード」。それからいつも通勤に使うので「小田急カレンダー」。
 「スタートレック」は絶対に最初のバージョン。カーク艦長ファンなのだ。「サンダーバード」はアマゾンUKで注文。検索しているうちに思いついて調べてみたら、あった。そういえば、Mr.ビーンが「サンダーバード」の上掛けをして寝ていたな、と可笑しくなった。
 外国カレンダーで困るのは、日本の祝日が入っていないこと。それは手帳で補うしかない。
 あとはそれぞれ、学校と家でどれを飾るかだ。

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