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夢の話

●夢の話
 木・金と大学院の研修旅行。どんな人材を養成するか? この頃は文科省の指示で、こんなことも教員がやらねばならない。
 水曜日朝に見た夢の話を記しておく。
 グリニッジ・ビレッジのようなところにいる(と思っている。夢の中では、高田馬場ビッグボックス前の広場ががらんとしたような場所だった)。若者、ヒッピー、あぶれ者がうろうろしている。
 青い作業着のような上下を着た、太った黒人の男が私の背後から足早に歩いてきて追い越し、広場突き当りの高架線の改札(つまりビッグボックスの入口に当たる位置)に突き進んでいく。見ると手に黒い突撃銃のようなものを抱え、ズボンの背中のところには拳銃を差していて、その銃把がはっきりと見える。「拳銃を持ってるわ」という女性の声が聞こえ(まるで吹き替えの科白のよう)、私もああそうだった、と思いながら、「銃を持ってますよ」とまわりに声をかけ、にわかにシーンのテンポが速まる。
 男は改札を通ってホームへ上る階段を上がったらしく、右上に見える高架線のホーム(ちょうど西武新宿線の位置に当たる)に男の姿が現われる。手に拳銃を構えて伸ばし、無造作にぱん、ぱんと撃ち放す。紺色の制服の警官が二人ほど倒れ、一人はこちらに転がって、苦痛と驚愕にゆがむ顔がクローズアップのようになる。ブロンドの白人。ただしかれは防弾チョッキを着ているため命に別状はない。
 すぐに別の警官が、男の正面、至近距離から発砲して、男の胴体に二発ほど命中し、男はあっけなくくたっとホームに倒れる。
 何事もなかったように広場は先ほどの雰囲気に戻り、私は振り向くと、男が歩き出した最初の場所には、黒い大きなコントラバスのケースのようなものが開いて立てられたままとなっている。大道音楽家のような振りをしながら、このケースの中から銃を取り出したのだな、と思う。ここで眼が覚める。
 最初から最後まできわめてストーリーも流れも一貫し、舞台立てのディテールも詳細で、色彩も鮮明、場面も鮮やか、音も聞こえた、リアルな夢。

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