自民党論戦 ●自民党論戦 谷垣総裁は正攻法過ぎる。あれでは宇宙人に通じない。それどころか、自民党内部にも響かないだろう。 しかし面白いのは、見る影もない、風前の灯の自民党が、いまや少数派の、それも「左派」として、かつての「コーぺレーション」つまり戦後日本を支えた「産業協同組合」の原点から立ち上がろうとしているように見えることだ。 それに比して、全体主義的、あるいは国家資本主義的統制策に親和感を抱く若手エリート官僚上がりの議員は、むしろ民主党に多いのではないか。 「右派」と「左派」の入れ替わりだ。「国家」資本主義対「国民」資本主義だ。 [0回]PR