文化の日のテレビ ○文化の日のテレビ 今日は文化の日で、正倉院展のことも含め、ずいぶん面白いテレビをやっていた。毎日こんな具合ならいいのだが。 夜、唐招提寺のドラマをちらりと観る。中村獅童だの山本耕史だの、まるで「新選組!」だ。CGはこうした古代ドラマにはもう必須になった。時代考証も本当に精確、精緻になってきたのには感心するし安心できる。このあたりが韓流だと、もう、「ど」がつくほど滅茶苦茶なので。(ただし、顔のメイクだけは別だ。当時のまま復元すると、今の感覚では「お化け」になってしまうので。) またニュースでは、ボジョレ・ヌーボーの輸入が例年よりも少ないと言っていた。きっと多くは、中国バブル市民向けになっているのだろう。フランスも商売だから。 しかし、それでもいいではないか。ボジョレ・ヌーボーがどういう酒であるか、日本人が知ってきたということだ。今日のテレビ番組も考え合せ、やっと戦後成金国家から脱して、文化と経済の成熟を示してきたということだ。 [0回]PR