忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東京湾学会

○東京湾学会
 昨日6月26日は、千葉で
東京湾学会の総会があり、出席してきた。
 早朝に家を出て、午前10時前に千葉駅に着く。東口に降りて、ドトールだかマックだか、とにかくコーヒーと軽食でも摂れそうなところを探すも、一軒もないことにしばし呆然。このあたりのビジネスマンとか、いったいどうするのか。道路がだだっ広いのみでまとまりなく、一寸名古屋を思い浮かべた。
 講演は鋸山に関すること。東京湾学会は、千葉県関係の人々が中心となっているので、どうしても話題はそちらになる。
 終了後の懇親会が楽しい。私にとっては、一年ぶりの再会なので。そこで聞いたが、千葉県は亜熱帯気候と温帯気候のちょうど境目にあたるそうだ。つまり常緑広葉樹(照葉樹)と落葉広葉樹の境目で、それが鋸山の南北なのだそうだ。だから海流もそうで、千葉の川には鮭が上るという。このラインが、実はヒマラヤまで連なるというのも壮大だ。
 そこで私も思い出したが、昔、成田の房総の村(「新選組!」のロケ地でもある)に行ったとき、下総の民家は純和風、上総の民家もいちおう日本風だが、安房の民家はどうみてもポリネシアンだった。それを懇親会の席で話したら、面白がられた。さほど広くない領域に、奥山から里山・里海まであり、生態学的多様性という面から見ると、千葉はまさにミニ日本であり、ミニミニミニ・ユーラシアかもしれない。
 懇親会も終わり、私は千葉駅前に一泊の予定だったので、なんとなく物足りなくて、もう一杯を求めて散策。魚のうまそうな店を一軒見つけて入る。土曜日の夜だというのに私一人。だが味は合格点だった。お通しの「しったか」という、ツブに似た小さな巻貝も淡白上品な味でよかった。
 あたりの盛り場をうろついてみたが、いまいち街区としてのまとまりがなく、駐車場の虫食いなども点在して間のびした印象で、賑やかに人通りなどはあるものの、どことなく地元の顔役など仕切っていそうな雰囲気もあって、東京からわずか何十分というところなのに、まさに典型的な地方都市の様相だ。
 ホテルに戻り、NHKBSで、柳家花緑・小さんのバーチャル二人会などを観て、就寝。
 翌日、つまり今日も、早く起床して、雨模様でもあるし、早々に帰京、午前中に帰宅。

拍手[0回]

PR