悪天候 ●悪天候 今日も悪天候だった。 晴天といえるものはたまに一日ずつしかなく、あとはたいてい寒気に悩まされた5月だった。もう梅雨に入り、あるいは6月も似たようなものかもしれない。「サムサノナツ」となるのだろうか。「いわゆる温暖化」の帳尻は、いったいどのようなものなのか。 折しもスイス・アルプス山中で、全周27キロにも及ぶ「LHCハドロン衝突型大加速器」が、欧州原子核研究機関CERNの手により稼動しつつあると聞く。 要するにこれは電磁波をいじくって、もう一つの宇宙を作ろうとしているわけだろう。物質も、地球も、我々の体も、精神(霊)もみな電磁波なのだから、その密度が影響を受けて揺らいでしまわないとはいえないだろう。素人としては、悪天候に対する愚痴を、これに投影してしまいたくもなるところだ。 しかもこれが、人間と地球にとって最も聖なる場所のひとつであるアルプス(白山)の地下であえて行なわれるというあたりが意味深ではある。 「オカルト」というのは「隠れたる」ということだが、この量子加速実験だって地下で、しかも眼には見えないものを扱うのだから、立派なオカルトだ。 近代科学は錬金術の歴とした子孫だということを、もう一度思い返したほうがいい。 [0回]PR