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国難襲来

●国難襲来
 台風襲来。しかし私は、たぶん日本から逸れると踏んでいる。当たるか当たらぬか。
 それどころか、いまは国難襲来だ。今日のニュースを聞いていても、政治、社会と、日本はすっかり転倒しきっている気がする。麻生政権崩壊以来、なんの安定も取り戻せていない。そう、あれは政権交代ではなく、「崩壊」だったと思う。20年前、東ドイツ共産政権崩壊の頃、グレンツ書記長が議会でのあれよあれよという展開に、思わず苦笑いしていた姿を思い出す。自民党政権というのは、要するに共産党一党独裁と同じことだったのだから。ゴルバチョフが日本をモデルとしたのもむべなるかなだ。これが回復するまでには、まだ長い時間がかかるだろう。いや、元の姿には、もう戻らないかもしれない。新総裁がいくらなにを打ち出そうとも、知った顔があっというまにいなくなってしまったではないか。一瞬にして、過去の政治勢力だ。
 農協、漁協、土建業……。じつはこれらの協同組合、コーペレイションを基盤としていた自民党が支えたリベラル国民社会主義国家日本は、ついに終焉した。
 鳩山は弱肉強食ではない友愛だと言っているようだが、今後の日本の相互扶助体制は、どう再構築されていくだろうか。われわれはマスコミの振りまく悲観情報にいたずらに踊らされることなく、日々堅実に過ごしていくことが、最も賢明だろう。

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