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ボルボ240、軽メンテナンス

○ボルボ240、軽メンテナンス
 昨日、19日の話。学校の行事が案外早く終わった。それで勝手に自分を「解放」して、深大寺のオート・ボルタへ行く。
 メンテナンス事項は2つ。
 1つ目は、カーゴルームランプが切れてしまっていたので、その交換。スーパー・オートバックスで調達してあった白色光の明るい奴を取り付ける。
 2つ目は、これもジョイフル本田で調達済みの「かいおん君」という断熱・吸音グッズを、ボンネット裏に貼り付ける。
 この「かいおん君」はグラスファイバー材の製品。室内に響くエンジン音を吸収し、また冬季はエンジン保温による始動性向上、一方ではエンジン熱によるボンネット塗料焼けを防ぐという触れ込みだ。ボルボ240では、どちらの問題点も指摘されているので、こうした断熱・吸音の手立てはかねてより狙っていた。ipdでボンネット形状に合わせた製品を売っていたのだが、生産在庫が捌けてしまったらしく、現在ではカタログに載っていない。また「ボルボ屋オヤジのブログ」にはオーディオにも使える本格的製品「ダイナマット」装着記事があるのだが、いかんせん値が張る。それでネットで探していたところ、「かいおん君」を知ったのだ。廉価だし、装着レポートもまずまず、またジョイフル本田になら常時置いているということなので、早速手に入れたというわけだ。
 装着は1人でもできるということだが、とんでもない、オート・ボルタの社長、助手M君、私の三人で、けっこう汗をかいた。またグラスファイバー材から繊維が飛ぶため、手袋・マスクは必須、しかも装着後はエアダクトを内気循環にして100キロは走れという注意もあり、なかなか軽々しくは扱えない。
 まずボンネット裏側を脱脂して綺麗にし、それから「かいおん君」の位置を決め、裏紙を剥がしながら接着していく。強烈な粘着力なので、後から位置を修正するのはかなり困難。3人で支え、注意深く貼り伸ばしていく。苦労の甲斐あって、綺麗に貼れた。たしかに作業中にファイバーがもろもろになって飛ぶので気をつけないといけない。
 後は、昔乗っていた740のフロントグリルから、スウェーデン国旗をモチーフにした歯車型のエンブレム(グリルバッジ)を取り外して、ボルボ240オンマニ号のフロントグリルに移植してもらった。これもなかなかレア物で、どうやらipdの商品らしいが、もはや手に入らない代物だ。社長が綺麗にケミカルで清掃してくれたので、グリルともども新品のように輝いた。
 仕事も済んで、雑談。商売は好調のようで、なによりだ。社長は現在、さまざまなアイデアが湧いているようで、順調に実現してもらいたいものだ。3桁ボルボ乗り、とくに240ファンは相変わらず多いので、信頼できるディーラーの存在は、今後ますます大事になってくる。

 さて「かいおん君」装着後、一挙に100キロ走ってしまおうと、オート・ボルタを辞し、中央道~圏央道を飛ばして往復。
 インプレッションとしては、音は静か、というよりは、むしろちょっとこもり気味になったかとも思う。高速道ではあまりメリットも感じないが、50キロくらいの市街地走行では、たしかに静かになったようではある。ただし、装着して初めて分かったのだが、ボルボ240のような、こうしたベーシックで「プリミティブ」な車では、エンジン音がそのまま車のコンディションや機嫌、場合によったら危険すら伝えてくれるので、一概に「うるさい」と決めつけるわけにもいかないということだ。
 とはいえ、どうやら、基本的な情報音まで減衰させているわけではないようなので、まずは一安心。
 それに、エンジン熱をボンネットに直接伝えなくなったというメリットもあるだろう。
 あとは「慣れ」ということだ。

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