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ボルボ240、圏央道ドライブ

○ボルボ240、圏央道ドライブ
 日付が変わったくらいから、軽いドライブに乗り出す。23日に開業したばかりの圏央道の新開通区間、八王子ジャンクション~あきる野インターまでを走ってみようと思った。
 首都高初台ランプから入る。ここも1ヵ月半ほど工事閉鎖になっていた。何をどう工事したものやらわからない。こんな時間なのに、永福ランプの先で路面補修工事の渋滞。大して痛んでいないのに、こうして定期補修で維持するとともに、雇用も創出しているのだろう。
 その後は快調に飛ばして、八王子インターの先、いよいよ山が迫ってくるあたりで、八王子ジャンクションの流出路に入り、急坂を登っていく。昼間だったら、それこそジェットコースター並みの景観とスリルだろうが、夜なのでそこまでのこともなく、ただしスピードを出し過ぎないように慎重にカーブを切る。新区間最初の事故などという汚名を着たくない。
 急激に高度が上がったあと、そのまま下がることなく、まさに山の中腹に開けられた「八王子城下トンネル」に突入する。何台か他の車も走っている。それを抜けるとほどなく、八王子西インターにさしかかる。山の中で真っ暗。まだ山の神が「お前たちは何者だ」といぶかしんでいるような空気が漂う。このあたりは「夕焼け小焼けの碑」にもう近いあたりで、かつてはハイキングルートだったところだ。後で圏央道HPを見たら、ここには工業団地があって、それでICを作ったのだろう。
 名前もおどろおどろしいトンネルを通って、ついにあきるのICに出る。ここからは勝手知ったる道で、交通量もほとんどなく、鶴ヶ島ジャンクションまで快適にクルーズ。うまくこのルートを使えば、青梅や鶴ヶ島のカインズホームなどにも、非常に早く渋滞知らずで行けるのではないだろうか。関越の練馬まで出るのは大変だし、首都高5号線を使うとなると、結局最も渋滞する都心区間を使うことになる。
 鶴ヶ島ジャンクションから関越道に入る。この時間の関越道のこの区間は、交通量も極端に少なく、道も3車線で広く、勾配もなくて、高速巡航能力を最も試せるところだ。
 ボルボ240オンマニ号は振動も無く、エンジン音も静粛。アクセルを踏むとスムースに加速する。ぬぬわキロ、ぬふわキロ、ぬあわキロ……。緩やかな上り坂のところではっと気がついたら、メーターはぬうわキロを指していて、驚いて減速する。上り勾配でだ。風切り音がややきつくなるだけで、エンジンパワーには完全に余力を残しているということがはっきりと判る。コーナーのハンドリングにも、なんの不安定感もない。車線変更でロールすることもない。素晴らしい車に仕上がったものだ。
 もうこうなれば、ぬふわキロなどは余裕の範囲。つまりそれだけ安全許容度が高まったということで、安心して100キロ巡航することができる。
 練馬からは環八を南下する。このときも、ちょっとアクセルを踏み込むだけで、ぐんと加速しながら車線変更ができて驚く。スポーティカー並みの操縦性だ。
 「贅沢な外車」という気分を味わいながら帰宅した。

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