高崎だるま市 ○高崎だるま市 6日夜から7日早朝にかけて、高崎だるま市に行ってきた。これも毎年の恒例で、行かないと何となく物足りない。 夜10時半くらいに出発、関越道で一路高崎まで。ボルボ240オンマニ号は好調、交通量も少なく、ぬあわキロで飛ばすも、びくともしない。関越は道が広いので、高速走行を試すにはもってこいなのだ。 高崎インターで降り、国道18号線に入ってしばらく走ると、碓氷川の対岸に、少林山達磨寺の参道の灯りが煌々と見える。これもいつもどおり小学校校庭の駐車場に車を止めて、国道横の野良道を歩き、橋を渡って参道に入る。例年ほど寒くないが、人出もそれほど多くないようにも感じる。まだ午前0時過ぎだから、夜通しやるだるま市としては、まだたけなわの筈なのだ。帰省して久し振りに仲間と会う、在の若者たちの数も少ない。あるいは、次の日がもう仕事始めの出勤なので、そうした事情も手伝ってのことかもしれない。 それでも大きなだるまの入った袋を提げた参詣者と何人もすれ違い、境内の急な階段を上る。鐘が撞かれ、雑踏の中、だるまに目を入れる御祈祷の声も聞こえる。 *向かって左から昇り、右から降ります。昔は野良道に出ていた易者が、出世したのか、境内に座っています。 *向かって右側、だるまの開眼御祈祷をやっています。お坊さんたちは今夜は徹夜です。 *本堂周囲に並ぶ、だるまを売る店です。 *本堂のお守り・御札授与所です。大きなだるまが見えています。 私と妻は境内のだるま店をひやかしながら一周し、本堂階段下の寺務所でお香とお守りを戴いて、反対側の参道を大回りで下る。やはり人が少ないような気がする。午前2時くらいまでは開けていたはずの露店が、次々と畳んでいる。昼間にだいぶん稼いでしまったのだろうか。 満天の星を眺め、清新な空気を吸って、駐車場に戻る。ここもすでに管理の人たちが帰って、焚火も消されて真っ暗で、残る車の数も少ない。 帰りは一般国道をひた走り、午前4時に帰宅したのだった。 [0回]PR