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謹賀新年

○謹賀新年

 明けましておめでとうございます。旧年中の御厚誼に感謝し、また本年も御訪問くださらんことを感謝いたします。

 ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを視聴しながら作成している。毎年着物姿の日本婦人の姿を客席に見かけ、うらやましく思う。今年のダンスはサッカーに題材をとった趣向。アマリ感心しない。

 大晦日は恒例で、妻を連れて夕方より浅草寺に出かける。6時になると本堂の門が閉められてしまうので、それまでにお参りを済ませてしまう。同じことを考えている人が年々多くなると見え、たいへんな賑わいだ。外国人が多いことも目立つ。本堂階段のところではしゃいで写真を撮ったりしている。日本人がノートル・ダーム大聖堂で同じことをしていたら、どう思われるだろうか。しかしそれを許すところが日本の懐の深さだとも思う。
2007年大晦日浅草寺仲見世







2007年大晦日浅草寺山門







 伝法院通りにある大和屋で佃煮を買い(私は鮒の甘露煮が好み)、お参りも無事済ませ、この一年、来る一年に感謝する。
2007年大晦日浅草寺伝法院通り







 その後はこれも吉例で、柴又葛飾帝釈天まで足を伸ばす。ここはいまだひっそりとして、訪れる人もまばら、露天商が場所取りをしているくらいだ。参道の店もあまり開いておらず、狙っていたべったら漬を買えなかったのは残念。おでんと草だんごで体を温め、銀座と表参道の大晦日風景を、ボルボ240オンマニ号の車窓から眺めて帰宅する。
2007年大晦日葛飾柴又帝釈天鐘楼







 夜はお笑いテレビを観て過ごす。国民低脳化の根元だと考えていたが、最近、暗いニュースよりはるかにマシだと思えるようになって来た。若手芸人の中には洗練された人々も多いし、もしも笑いで世界平和をリードできるのだったら、それも日本の尊い使命かもしれない。

 新年が明けて、地元の代々木八幡宮に初詣。ここも年々参詣者が増えて、山手通りの参道上り口のところから長蛇の列。拝殿まで2時間もかかったのは前代未聞。このあたりにもここ数年来マンションが林立し、人口が増えたこともあるのかもしれない。参道の両側には、近くの小学校の生徒の書初めが並ぶ。外国籍の子供の名前も多く、国際化の実例を見る。正殿の左側には、お札の臨時売り場も今年は開設されていて驚く。お神楽も例年はすぐに終わるのに、今年は入れ替わり立ち代り、休むことなく演奏していた。後継者作りもここの町会では順調なのだろう。都市化が進みつつ伝統も保持されるとは、過疎の地域との格差も、こんなところに現われていそうだ。
 さすがに冷え込みがきつく寒くなり、古いお札を返し、新しいお札をいただいて帰宅。

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