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夢の話

○夢の話
 今朝、起き抜けの夢。
 警察署にいる。事情を聞かれているというほどでもないらしい。大きな部屋で、刑事と立ったまま話をしている。初老、中背、禿げ頭、顔の半分にあざがあり、いかにも苦労人といった感じ。エドワード・G・ロビンソンの日本版とでも言えばいいだろうか。
 拳銃についていろいろ尋ねられる。「持っていたらどこに入れますか」と訊かれ、「それはここでしょう」と、いかにもプロらしく背広を撥ね上げ、背中のベルトとズボンの間を示す。トム・クランシーの『日米開戦』でそんなことを読んだので覚えていたのだ。しかしその後すぐ私はあわてて、「いやもし持っていたらの話ですよ、持っているはずが無いじゃありませんか、そんなのは小説の中の話ですよ、実物など手にしたこともありません、持っただけで恐ろしくて震え上がってしまうでしょうよ」と縷々述べる。いささか大げさ。
 刑事は納得したのかしないのかにやにやして、私を大きなロッカーの前に連れて行き、「ちょっと待ってくださいよ」と腰をかがめ、下段の扉を開けて、もそもそと探りはじめる。自分のロッカーらしい。ピストルを探しているようだ。いよいよ本物に触らせてもらえるのか、と内心どきどきしていると、刑事がおもむろに取り出して私の手のひらに載せてくれたのは、架座までついた機関銃のミニミニフィギュア。??? というところで目が覚める。

解釈:刑事→セルフ/ガイド/ハイヤーセルフ。拳銃→真理、人生の秘密など、そうした「意味」。私はそれを手にすることを、いまだ恐れているようだ。ロッカー→集合無意識領域。そこからフィギュアを取り出したということは、修行がまだまだだと示されたようなものか。ただし、それが機関銃というハイパワーなものであるということは、約束された目的の境地としては、なかなかすごいではないか。

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