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夢の話

○夢の話
 今朝の夢。
 ちょうど今頃の晴れた季節。どこかの海が見える断崖〈木は茂っている〉の中腹にある神社の建物の二階から見下ろしている。どういうわけか、横に仏壇もある。
 下の参道に、いましも参拝を終えた行列が拝殿からぞろぞろと出てくる。悪代官一行? とにかく、信仰心のかけらもない、欲得だけを願う悪いやつら。
 私は先を斜めに削いだ竹〈先端に毒を塗ってある?〉を窓の外に投げ下ろす。一行目がけて投げたつもりではないのだが、竹はその行列の代官が歩いているすぐ横に落ち、大きな銅の香炉に当たって音を立てる。
「大騒ぎになるな」と思っていると、突然、一天にわかに様相が変わり、断崖から海に向けて大風が吹き出す。参道の行列も散り散りばらばらになったらしい。
 砂混じり、小石混じりの冷たい強風が、二階の窓から身を乗り出している私にも吹きつけ、ばらばらと石と砂が当たる。
 何かの神意だとさすがに怖くなった私は(恐怖というより畏怖)畳の上に身を伏せて、ある言葉を繰り返しつぶやく

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