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夢の中の病院の話

○夢の中の病院の話
 これは15日土曜日に見た夢の話。夜、会合で酒を飲んで帰ってきて、ブログが書けなかった。
 地図(北海道のある港、埋立地の地形、だが「至品川」と記してありおかしい)を見ていると、その地図がいつの間にか現実になって、寂れた廃屋の暗い入口にスリッパか靴が並べられているのを見ながら歩いたりして、そこからよく分からないのだが、どうやら、どこか山の方にある病院に来ている。
 近代的な西洋医学の病院でもあるのだが、一方ではどうも修験か密教系のカウンセリングとヒーリングもやってくれる、代替医療も兼ねたサナトリウム的療養病院でもあるようで、その方でも有名らしく、どうやら私はそちらに申し込んでやって来たのだ(ということになっている)。
 空気は澄んで気持ちよい感じ。ごくありきたりの待合室のベンチに座っていると、案外早く「○○さん、××さん、……さん」と私の名が最後に呼ばれる。三人で壁のところのドアから別室に入る。そこはまた廊下の控室になっていて、壁には医療啓発ポスターとともに「○○寺護摩供養」などといった類の観光・イベント的ポスターがさまざま貼り付けてある。中に「白文鳥は桃の使い」と書いてあったものが印象に残る。
「……で……で、よく手を洗って消毒してくださいね」などと看護婦に言われるが、早口なのでよく理解できない。見ると、反対側の壁の下、床のところには白い石鹸、その隣にはミューズ石鹸が何個も重ねて積んで置いてあり、水か湯を張った洗面器(小さな金盥)もある。ここで手を洗うのか? それとも石鹸を食べろと言われたのか? どうもそのあたり、手順が不明だ。それをしないとカウンセリングにも入れないらしい。
 私より前に呼ばれた二人の女性は、もう何度も受けているらしく、一人は手馴れた様子で手を洗ったりしているし、もう一人はなにか銀細工のようなパワーペンダントを手でしきりといじって手を洗った女性に話しかけている。そのうち二人とも、廊下の先を曲がって次の部屋に入って行ってしまった。
 いつの間にか待合室の方から妻が私のいる廊下の控室に入ってきている。浮かない顔をしている。気の進まないときの顔だ。不安になり、「受けるのが怖くなってしまったよ、やめて帰ろうか」と言って妻を抱きかかえる。でもどうしようか、まだ迷っている。
 そこでいきなり玄関のチャイムが鳴って、急激に現実に引き戻される。
 ついにその病院の施療は受けず仕舞い。
 そのタイミングで目を覚まさせられたのも、なにかの知らせだろう。
 ただそれ以来、若干体調に変化がある。この何ヶ月、大きかった耳鳴りが、少し治まっているのだ。
 もし施療を受けていたら、どうなっていただろう。どんな内容だったのだろう。
 またこの病院に行けるだろうか

 

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