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ボリュームあるトンカツ屋

○ボリュームあるトンカツ屋
 学校が会議日で早く引けて、帰宅後、妻を連れて買い物と食事に出る。
 京王線沿線のあるニュータウンに旨いトンカツ屋があるという情報を妻があるサイトから得ていたので、そこをたずねる。疲労回復のため、薬食いと観念する。豚に詫びながら食べよう。
 駅前の商店街から通り一つ入ったところに、件の店が小ぢんまりと営業していた。店構え、店内の様子から見るに、70年代後半くらいに開店してそのままといった感じ。いまどき懐かしい。
 入ってすぐに周りの客の皿を見回した妻が、恐れをなす。料理が半端ではないボリュームなのだ。ご飯などは碗の上に高々と盛り上がり、ただでさえ大きな飯碗の優に二杯分はある。しかもそれをさらに「大盛り」にして、かき氷の如き景観のものを悠然と食べている客の姿には驚き入る。
 壁を見ると、近傍にある某大学ラグビー部の色紙などが貼ってあり、つまりはそうした胃袋の大きい、食欲をひたすら満たしたい若い衆が、もっぱら愛用する店なのだと合点がいく。
 私が注文したロースかつ定食も、拳骨を二個併せたくらいの大きさで、切り身一切れが、ちょうど気取った店の一人前ほどもあるように見えた。妻の頼んだ生姜焼き定食も、そうとうの分量。
 とはいえ味も決して悪いわけではなく、大いに満腹し、かつ栄養も補給して店を出たのだった。

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