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太平洋

 ASEAN, ASEM, APEC…。
 みんなアメリカの、あれやこれやの太平洋戦略だ。
 手を変え、品を変え、繰り出してくる。
 日本は、肉を切らせて、骨を切れるか。
 金持ちだけが、さらに儲かろうとしているかぎり、ダメだ。

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レミング

 ヤクザのグループに後から入ったって、損をするだけだ。
 首相は、なぜそんなことがわからないのだろう。いやわかっていて、もう後には引けないのだ。
 我々みんなを、レミングにするな。
 もっと深いところで、感じる人は感じている。

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鼎の軽重

 ガソリンは150円。
 阿倍野なんとやらは、お金持ちが、数字の上だけで金を持った気になりたいだけのことだ。
 企業ベア、定期昇給、賞与引上げ。では、去年までの吝嗇振りは、いったいなんだったのだと訊きたくなる。大して業績も回復していないくせに。
 政治家にちょっと恫喝されただけで、震え上がって隠していた金を出してくるとは、経済界の鼎の軽重を問いたい。
 それでも、財布の紐はゆるまないだろう。
 この時代、だれがラ○バンの服を着たいと思うだろうか。

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黙祷

 今日はもちろん黙祷した。
 二年前の同じ日、私はパソコンで、何か作業をしていた。マシンが不調で、バックアップを取っていたような記憶がある。
 菅首相が国会でもう少しで引きずり降ろされそうになっていたとき、「緊急地震速報です」というラジオの声が流れ、続いて物凄い揺れが襲ってきて、しかもそれが、普段の経験から予想していたようには終わらない。それどころか、ますますひどくなる一方だ。あわてて玄関のドアを開け放ち、空を見上げると、灰白色のどんよりとした色だ。まだ揺れて、マンションの棟のつなぎ目がギシギシギシギシとひっきりなしにきしむ音のする中、ちょうど外出していた家族の名を、届くはずもないのに大声で呼んだ。
 ようやく少し落ち着いてから(もちろん食器が落ちて割れたり、家具が壊れたりはした)テレビをつけると、「大津波警報」という、見たこともない文字。画面では、いましも津波が、宮城県の美しく整備された田園を一直線に覆い掃きならしていく。4tトラックだったろうか、マイクロバスだったろうか、まどろっこしいほどにゆっくりと走り、水が迫ってくるその画面に向かって、「早く逃げろ!」と叫んだのも覚えている。
 だらだらいつまでも話を続けていても仕方ない。後はこんなことの連続だ。

 今日、兜町の人たちも、黙祷はしたろうか。
 明日になれば、だれもかれも、もう忘れたように、「景気回復」とやらに狂奔するのだろう。


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寝た子

 あの爆発以後の人間に、二種類ある。
 ひとつは、砂に首を突っ込んだダチョウをやっている者。
 ひとつは、喉元過ぎれば…という者。
 しかしどちらも、警鐘を鳴らす者に対しては、「寝た子を起こすな」といがみかかってくる。

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世界同時株高、企業帝国主義、民主全体主義

世界同時株高。結局、「ビッグ・ブラザー」はグローバル企業だったわけだ。中国の国家資本主義(National Capitalism)などもはや古く、世界は企業帝国主義(Company Imperialism)となっているのだ。それでわれわれは、民主全体主義(Democratic Totalitalialism)のもとに生きている。ネットなぞ、その最たるものだ。

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二・二六事件77年

二・二六事件から77年だそうだ。あの時も雪が降っていた。寒い時なのだ。もっと穿って考えると、寒冷化(小氷期)→困窮→政治的不満→ファシズム→戦争の図式。今現在が実はまったく同様でないと言えるだろうか。世界テロ、アラブ原理化、イタリア政情不安、そして阿倍野なんとやらの登場。

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日本の品格

 ヴァニティ・フェアはもう御免だ。某大学学長でもあるきわめて有名な方が、さるシンポジウムで「今の日本は景気さえよければいい、判断停止のええじゃないか症候群だ」と喝破していたが、そのとおりだ。円安株高のカネは、ぜったい庶民には回ってこない。企業が賃金を上げるはずがない、ベースアップなどするはずがない。財布の紐はゆるまない。デフレ結構、いらぬカネなど増えなくていい。なんでそんなに景気が良くなりたいのだ? そんなに今の日本に自信がないか? 『日本の品格』とかおっしゃっていた道学者先生は、どこへ行った?

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夢だ~、夢だ。

 灯油は上がる。ガソリンは上がる。野菜は払底。財布の紐が、どうやってゆるむ。金持ちだけがインフレの恩恵を享けて金を遣い、金をまわす。
 けれども、Dellだって株式を非公開にしたではないか。株主なんぞの天下にされてたまるか。
 そんな世の中を夢見ている人間が、まだいようとは。

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酷薄なるヴァニティ・フェア

 あの「金持ち以外は、金を稼ぐ才覚のある奴以外は、みんな用はない」がしな、目の細い、ずんぐりむっくりの酷薄な小男にふたたび日本を蹂躙されて、塗炭の苦しみを味わわされるのは、金輪際御免だ。若い人たちも、みんな思い知ったはずなのに、まだ、また、幻想を追おうとするのか。ヴァニティ・フェアだったではないか。
 温かさも、思いやりも、何一つない。冷たさだけ。

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