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●都知事選
食事に出た車の中で、「開票開始と同時に当確の速報が打たれるよ」と妻に言っていたが、そのとおりになった。というよりも、誰しも予想していたことだったろう。
民主党は手際が悪すぎる。北海道知事選だって、あそこは鳩山の地盤だろう。むしろサボタージュなのではないかとすら勘繰りたくなる。岩手は小沢の地盤でうまく行ったではないか。
今の日本には、筋を通す、愛嬌を持った、人間味ある野党政治家がもういない。しかもそれに加えて今の日本人にとって、なかんずく20代から40代くらいまでのかなりの部分の有権者にとって(だと推測するのだが)、打倒したり革新したり反対したりするべき対象としての権力とは、不思議なことに自民党とそれにまつわる勢力やシステムではなく、まったく逆に、民主党、官公労、教組、それにマス「ゴ」ミと呼ばれる側なのだ。かれらにとっては、まず第一義的にこれらの側こそが、鼻持ちならない長袖者としてかれらを威圧し、きれいごとを押し付け、未来をつぶした元凶として、ルサンチマンを投影する対象なのだ。