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河合隼雄先生死去

●河合隼雄先生死去
 学校での会議三つ、夜は宗教間対話研究会、その後ピキ氏大学院納会に参加。忙しかった。
 元文化庁長官、ユング派心理学者の河合隼雄先生死去。やはり影響を受けた人物だった。ユングといえば、秋山さと子(この人にはひどく毀誉褒貶がある)の本も面白かった。私みたいにいっとき表面的にユングにはまるのは、一種のハシカのようなものだと思う。そこから先は、本当のインディウィズュアリザツィオーンに向けてどう歩むかだ。
 そこで一つ妄想が浮かんだ。妻に話したら呆れられた。
 天国の入口に、河合先生がやってくると、ユング大先生が居て、「ちょっと待て、ヘルン河合、少し話しておきたいことがある、マア白ワインでも……」と勧められ座らされて、そこから「キミのやったのはホントウノ私のやり方ではナイ、箱庭ばっかり作ってナンダ、このインチキ」などと小一時間やられる。河合先生も負けずに「ナンや、あんたこそ大風呂敷のインチキやないか」と反撃、あわや殴り合い寸前に「マア待ちなさい」と割って入るのがフロイト大大先生。すると先の二人はとたんに同盟を結び、フロイト大大先生を指さして「そもそもアンタがすべての原因やさけな」と極めつける。
 でもみんな、天国にいらっしゃいます。ありがとうございました。
 

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新潟地震

●新潟地震
 休日なのでゆっくり寝ていたら、地震で起こされる。東京渋谷でも、かなり、長く揺れた。震源が柏崎・刈羽ということで、真っ先に気になったのが原発だった。寺や住宅が倒壊し、ついに犠牲者も出てしまった。
 中継の画面では、瓦屋根の建物ばかりが倒壊している。昔聞いたことだが、瓦屋根は、通常はその重みで家の基礎をしっかり支えているが、地震の時にはざあっと滑り落ちることでエネルギーを解放し、逆に倒壊を防ぐ。しかも瓦は再利用できるので無駄にならない、というものだった。なにか工法が違ってきたのだろうか、それとも私の聞いたことが「よくあるもっともらしい勘違い知識」だったのだろうか。
 これが「浄化」では、犠牲となった人に酷なことばだ。なんらかの人為的要因ならば、それはもちろん許せない。まずは「助ける」ことだろう。
「地震宏観サイト」として毀誉褒貶あり有名なあるサイトも、今回は自身で打ち明けているように少し警鐘の鳴らし方が弱気になっていたが、そういうときに限って的中するものだ。すると今度は「後付け」呼ばわりもされる。いずれ自分の心をしっかり保つための指針として役立てればいい。
 明日行なわれる全世界的祈りのイベント「Fire the Grid(FTG)」の前に(まあこの場合日本に限ってだが)、台風・地震と、それに参加しようと思っている人心を動揺させるような天変地異が起きるのは、何の意味合いだろうか。
 なお上記のイベント(日本時間20時11分から1時間)については、この題名で検索してください。

23時追記:
 新潟県中越沖地震は、犠牲者7人、負傷者800人との報道。さらにこの数字は増えていくだろう。また新潟県には、再び復興の重圧がかかってくる。台風と地震とを連関させて論じているサイトもある。天変地異、天人相応などということばもある。2000年前には常識だ。私は「科学」とかそういった観点において人間が「進歩」しているとは思わないので、この常識は今の常識であって不都合はないと考える。
 夜のニュースZEROによれば、この地域の民家は台風と雪への対策として屋根にも壁にも土を塗り込めていて、縦の力に対しては強いが、横揺れには脆いということだ。屋根瓦が重いばかりで落ちなかったということだ。
●●今度は北海道十勝で震度4だ。東京でもいまミシッと揺れた。しかも速報によれば震源地は「京都府沖」という奇妙なこと。列島騒然だ。

 また、上記のイベントには警戒的な意見もある。つまり、無垢の善意の祈りのパワーを無垢なるがゆえに悪用して別の目的にコントロールしようとしているのではないかというわけだ。地震によってますます恐怖感をあおろうということか?
 

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WWEベノワ自殺

●WWEベノワ自殺
 家族無理心中らしい。エンターテインメントの頂点を極めた人なのに。何かのストレスだったのか。チャボ・ゲレーロといい、人気のあるレスラーが次々死んで、WWE興行にも陰が差さないか。前から言っているように、アメリカもスマートに世界制覇をしたいなら、WWEとカートゥーン・ネットワークで十分で、それをうまく使えばいいのに、これではどうしようもない。

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ニュース二題

●ニュース二題
 今日もニュースから二つほど。
●社_保_庁ボーナス返納
 国民に腹癒せをさせれば問題解決だと思ったら大間違いだ。またそんなことで国民が腹癒せできると思うのも大間違いだ。社_保_庁の職員自身の中にも、年_金で困っている人や、ボーナス払いのローンを抱えている人もいるかもしれないではないか。システム改善のためにキャリアたちが24時間不眠不休で働いてこそ、国民は納得するだろう。
●ミー_トホー_プ偽_装
 もう何を食べていいのか分からなくなった。しかし考えようによっては、これで肉食におさらばという風潮が大きく湧き起これば、かえっていいかもしれない。
 

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小田急電鉄3000形電車

○小田急電鉄3000形電車
 いつも通勤に愛用している小田急3000形電車について書いてみる。この車両は、走りはじめたときから近頃出色のスタイルだと思って一目で気に入ったものだった。シンプルで機能的なデザインだ。
 中学生までは鉄道ファンだった。「鉄」でも「鉄オタ」でもない。だいいち、そうしたジャンルもカテゴリーもなかった。『鉄道ジャーナル』『鉄道ファン』『鉄道ビクトリアル』そして『鉄道模型趣味』は、毎月欠かさず購入していた。いまでもたまにケーブルテレビで観る「鉄道のある風景」などで、地方私鉄に譲渡された元首都圏私鉄電車などを一発で当てて、妻を驚かせる。
 それはともかく、こんなテーマでも一応と思ってネットを検索したら、たかが小田急の通勤車両に、ウィキペディアとはてなダイアリーに長文の記述があり、またブログのエントリーも相当数あることには驚いた。いまそれらの内容をまとめると、小田急3000形電車は、JR・私鉄を含めた最近の標準化通勤車両グループ、鉄道ファンいわゆる「走ルンです」電車の一員に属している、省エネ・リサイクルを重視した環境重視・効率化重視の車両だということだ。そのため、共通設計部品の流用も多い。「走ルンです」はもちろん使い捨てフィルムカメラの愛称のもじりで、要するにどれでも大して変りのない直線的・合理的な設計だということから来る愛称(貶称)だ。とはいえ、やはり各私鉄ごとに細かい違いはあり、3000形は正面上部に前照灯と尾灯を配置するなど、久々に伝統的小田急デザインを踏襲している。
 さてこの電車を最初に見たときときに私がすぐに思ったのは、国鉄63系にそっくりだということだった。63系は戦時中に設計製造された通勤型車両で、物資窮乏の折から、効率化と機能性の極限を追求したような、まさに「ハコ」だった。桜木町事件という大火災の惨劇を引き起こした悲劇の車両でもある。その反省から72系に改良され、その設計思想は、戦後高度経済成長を支える大量輸送という条件下に受け継がれて新性能国電101系、103系を生むことになった。私が鉄道ファンだったのは、ちょうどこの時代だ。
 この63系は、戦後鉄道復興の要請の中で私鉄各社にも譲渡されて路線近代化の役割を担い、小田急では1800系として、四角い姿のまま長らく走っていた(私も乗っていた)。なおこのあたりのことは他の私鉄の例も含めて、ウィキペディアに詳細に書かれている。
 こうした結果だと思うのだが、以後の小田急の新型車両は、国鉄の新性能国電の車体をあきらかにモデルにしており、それは2600系、5000系、9000系などまで続いていた。
 いまあらためて資源の保護が叫ばれ、エネルギー効率が重視される現代に、戦時中の設計思想が復活するのは考えれば当然のことで、部品の共用化などの進む現代通勤電車が「走ルンです」化するのはうなずかれる話だ。その意味からすると、小田急3000形は、現代標準電車としての条件を備えているのみならず、63系以後の戦後小田急通勤車両の血脈もまた、しつかりと受け継いでいるのだろう。伝統的な正面デザインに戻ったというところも、いっそうそれを感じさせる。私がバブル期の「迷走」気味の車両とは違って、3000形にどこか懐かしさの混じった愛着を覚えるのは、そうしたところにあるのかもしれない。
 それにしても、3000形と63系を関わらせて論じている記事は、そうそうはないものとひそかに思っている。

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美味紳助

●美味紳助
 「美味紳助」というテレビをやっていたので観たら、行列のできるチェーン店売り上げのことをやっていた。
 焼肉屋、餃子屋、居酒屋だが、いずれも店長スタッフはじめたいへんなエネルギー、創意工夫、サービス精神を発揮して、大入り満員の盛況だ。 それでいて、毎晩の売り上げは100万ちょっとといったところ。経費などを考えると、実際の儲けというのはもっと少ないのではないか。チェーン店経営方式にせざるを得ない所以だろう。給与だって、けっしていいとは言えないに違いない。熱意と過労のぎりぎりのバランスにおいて、危うい綱渡りをしているようなものだ。
 それでそうした経営をしている企業そのものを、ネットだかグロスだか知らないが、ただコンピュータの前でマウスをいじるだけで全体をあっちからこっちへと転がして差益を貪る者たちがいて、そうした連中はプールが3つとクルマが10台もあるような家に住んで、毎晩ジャグジーかなにかに浸かっているのだ。
 そうした手合いを利口だと思うか、それともバカだと思うか。そこにそれぞれの人間の人生観(倫理観と言いたいところだが)が現われる。

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朝_鮮_総_連_建_物_取_引_問題

●朝_鮮_総_連_建_物_取_引_問題
 どうも、ゆっくりしたクーデターが進行しているというような気がしてならない。
 権力内部での暗闘。表に出ないはずのものが表面化している。よほど政治の箍が緩み、権力主義だけが突出しはじめた。晩節を汚す人も続出だ。

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小田急人身事故

●小田急人身事故
 駆け込み乗車をしようとしてドアに指を挟まれ、40メートル引きずられ、電車とホームの間に落ちて肋骨を折ったそうだ。
 詳しい事情はわからないが、限られた情報からは、非常識なバアさんが、自分勝手な軽挙妄動で、小田急全線にわたる全乗客と乗員に多大な損害を及ぼした、としか思えない〈私もその一員だったので〉。駆け込み乗車はいけない、ということは小学校段階で教育されるだろう。10分も待てば、次の列車が来るのに。この人は気の毒に大怪我をしたのだが、それではたして教訓を得られただろうか。
 最近の人身事故は、こうしたケースが案外多いのではないか。駅の掲示板にも「人身事故のため……」としか出ないが、その詳しい内容を教えてほしいものだ。つい先日も、無理やり駆け込み、ドアをこじ開けてまで乗ってきた女性がいた。しかも周りの人が見かねてドアを広げてやったのだ。それでその女性ときたら、次の駅で降りてベンチに座っているのだから、何を考えているのやら想像もつき兼ねる。
 今日の帰りの駅での掲示板には、また別の線で人身事故があり、運転見合わせをしていると出ていた。こうして、毎日どこかの線で「人身事故」が起きている。至るところで人の心と挙動がおかしくなっているのだろう。
  

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コ★★ンと社_保_庁

●コ★★ンと社_保_庁
 コ★★ンの会長は、そのスキャンダルを大きく取り上げられることによって、ある意味で社_会_保_険_庁の目くらまし役を、体を張って引き受けていると思った。叩けば山ほど埃が出る身の上だろうし、それを握られていずれはホ★エ★ンや村★同様に手が後ろに回る運命だとも思うが、他方ではそのスケープゴートの運命と引き換えに個人資産を保護してもらって、政界との貸し借りを相殺するわけだ。それできな臭い話しには今後一切蓋をする、大概こういう裏取引の筋書きだろう。記者会見とか取材とかには逃げ回るくせに、某テレビの三大女性キャスターの番組にはしゃあしゃあと出演するのだから、十分売名のメリットを心得ている人間だ。
 それにしても、ヒ_ル_ズ族の品性見たり、というところか。

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鳩山の夢

○鳩山の夢
 今朝の夢。鳩山由紀夫に向かって、「民主なんか第二自民党じゃないですか、だってそうでしょう」と悪態をついている。さすがに向こうも色をなして何事か言うが覚えていない。そのうち、「ボクには政治はできませんから」と私が言う。

 夢ではなくても、「一部の人だけがいい思いをして、それでちっとも構わない」というのが、ほんとうに露骨になってきたと感じる。けれども、その「いい思い」というのがいったい何か。
 「Feel good」と感じよ、と説く向きに対して、二つの考え方がある。
〈1.それは批判と向上の精神を失わせ、現状肯定のまま痴呆状態に留まらせようとする権力側の罠だ 2.もし真にそう感じたら、ほんとうに現実がfeel goodな状態にに変わってしまうかもしれない〉
 2.の状態になったとき、それはもう前の「現状」とは違う「現実」が眼前にある。しかしそれは麻痺させられたことなのか。
 「いい思いをしている」と「思っている」と「思われる」クラスの人も含めて、われわれは何に「麻痺」しているのか。

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