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たばこ税

●たばこ税
 大幅な増税をしたら密輸が増える、英国はそれで苦労した、と、あるブログのコメントにあった。たしかに、中国あたりからのものが増えそうだ。
 だが昔は、「紫煙をくゆらす」などということばもあった。大人がたばこを吸っている姿は、子供心にもかっこいいと思ったものだ。女性も長いキセルの先にシガレットを挟んでいたものだ。そしてそのころの紙巻は、たしかにいい匂いがした。今のタバコみたいに臭くはなかった。思うに、現在のタバコは、紙や葉に、コストや量産面を考えて、なにか混ぜ物がしてあるのではなかろうか。
 それに、アメリカ先住民の煙草も、また日本の伝統的な刻み煙草も、煙管でほんの一口か二口、吸い付けるものだろう。要するに、「気つけ」だ。また、お互いに吸い合う「社交」だ。モンゴルでも、嗅ぎ煙草を勧め合うのが大事な礼儀だ。
 そういった時代の、またそういったプロトコルにおいての煙草は、きっと体にそれほど悪いものでもなかったことだろうとも思う。
 だからこれもまた、20世紀儲け主義の齎した弊害の一つなのだろう。
 そして今度は、たばこをやめさせることで「儲ける」向きがあるわけだ。

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ドバイ危機

●ドバイ危機

ドバイ危機、だれかの筋書き通りだろう。

WWEと同じだ。

金融「工学」なんぞではなく、金融「興行」なのだ。

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事業仕分け後半

●事業仕分け後半
 国防とディズニーランドとを区別できないとは、さすが蓮舫、度し難い。
 でも、わが国全体をディズニーランド化するのは、もしかすると面白いかもしれない。
 だれもディズニーランドを攻撃したり、侵略したりしようとは思わないだろうから。

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ビジネスサテライトニュースを観て

●ビジネスサテライトニュースを観て
 12チャンのビジネスサテライトニュースを観て思う。
 資本主義、国家資本主義に人間性は無い。金が仇で、人を流動性に還元する世界だから。では社会主義、国家社会主義に人間性はあったかといえば、無かった。これも人を効率性という機能に還元したから。
 結局、人間味をどこに求めるかというと、コンミュニズム(共同体主義)、アナーキズムにしかないかもしれない。思いやり、というもの。
 でもそれも息苦しい、と感ずるくらいに疎外されているのが、現代の現状だ。

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事業仕分け

●事業仕分け
 わが国の基礎国力を保障するような公共的部分のところ(通信、交通、あるいは宇宙開発関連)については、ただ効率や利益率のみでは論じられないだろう。冗費と思われる部分があって、はじめて成果が期待できる面もあるだろう。こうした部分については、よく説明すれば(あるいはしなくとも)国民は納得の上、税金を投入することを是とするかもしれない。いかにも役人が公費を貪っているかのようなイメージは、どのあたりまでどうなのか。フリンジ・ベネフィットというのは、どのあたりまでがどうなのか。ともかく、いっときの憂さ晴らしに終わらないで、こうした「行政革命」を進めていってもらいたいものだ。

 鳩山は「マニフェストのざっくりした金額は、当然見直しの余地がある」というような発言をしたらしいが、ということは、あのいかにも精緻に見えるマニフェストそのものが、要するに「ざっくりした」ものでしかなかったと突っ込まれても仕方ないではないか。

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鳩山普天間問題

●鳩山普天間問題
 オバマが「日米合意を前提に作業部会で詰める」と決め付けたのに、鳩山は相変わらず「合意ありきなら最初から作業部会など要らないはず」とアメリカの面子をつぶす。
 昔、今の民主党のその前の民主党ができるかできないかのころ、さる筋からちらと聞いた話だが、鳩山は、前日に全スタッフが「こう決めました、これでいくからいいですね」「うん」とうなずいたものを、翌朝の自宅前での記者ぶら下がりコメントで全部ひっくり返してしまうのだそうだ。いずれ今回もまた、その癖の連発なのだろう。ただそれをアメリカや国際社会向けにもやっているとすれば、後の結果が怖い。
 だがひょっとして、このまま正論で押し通してしまうかも。そして案外これが、独立国の姿かも。
 もうちょっと見ておきたい。

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即位二十周年記念

○即位二十周年記念
 私の印象に残っている思い出を書いておく。
 昭和の御世、今上陛下がいまだ皇太子のころ、大島三原山が噴火して、島民が晴海の体育館に避難したことがあった。
 殿下は間髪をいれずに体育館を訪問し(もちろん美智子さんも一緒に)、髪もあまり櫛を入れず、背広のズボンの折り目も定かではない具合で床に膝をつき、被災者に顔を突き合わせて慰謝していた。
 私は典型的な戦後民主主義教育世代だが、これをテレビ画面で観たとき、恐れ多いことながら、「この人」を新たな目で見るようになった。
 そのことを記しておく。

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事業仕分け

●事業仕分け
 役人叩きのパフォーマンス・ショーだ。初めから結論は見えているわけで、廃止項目は織り込み済みだ。役どころも台本も、ほぼ決まっているのだろう。
 500億円というが、国家財政規模や外国資本との間で動くカネというのは、何十兆円というものであるはずで、それを考えたら雀の涙程度、廃止されても蚊が止まった程度のダメージでしかないだろう。
 そんな中でも良心を持つて真面目に取り組んでいる人たち(そしてそういう人たちに役立つ分配は少ない)には気の毒だが、実はもっともっと大きなお金が動いていて、真に廃止すべき事業というものが、政官両者の了解の下、舌を出しつつ隠れているということだ。

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「アド街」と「昭和の面影」

●「アド街」と「昭和の面影」
 今夜の「アド街」は、京急新子安駅周辺。
 「昭和の面影」と言っていた。
 このことばに、いつも引っかかる。
 「昭和」といっても、なかなか長うござんす。
 まず大きく分けても、「戦前」、「戦中」、「戦後」。まるきり違う。
 そしてわれらが戦後も、昭和20年代、30年代、40年代、50年代、60年代と、それぞれぜんぶ違っている。しかも東京と地方では、これもぜんぜん違うのだ。もっと言えば、東京の山の手と下町とでは、同じ時期でも天と地の相違だ。
 そのあたりが、テレビも映画も、平成のメディア製作者たちは考証がデタラメ、と言って悪ければ、まぜこぜだ。たぶん気鋭の30代は、もう昭和の末期の生まれなので、それ以前の時代のことは混然となって、またそれにエキゾチシズムを感じているのだろう。

 もっとも人のことは言えないので、昭和の、特に戦後の人間にとって、明治や大正のことを考えるとき、やっぱりそれと同様のことがあるわけだ。
 これが江戸になると……と遡っていって、ついには日本史年表の見開き2ページ分、てなことでまとめられてしまうのだ。

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ひどい事件ばかり

○ひどい事件ばかり
 先月の終わりから今月初めにかけて、何かに憑依されているとしか思えないような、ひどい事件ばかり。アメリカも、また日本も。世界の社会ニュースは報道されないが、もし列挙したら、恐ろしいようなことになっているかもしれない。
 この二週間位は、人間のエネルギーというか波動のようなものが、乱れきっていたような気もする。私もそれを、どうやらまともに喰らっていた。授業でもまったく乗らないし、月曜日は凡ミスをしでかした。
 こういうときは、ぱあっと車を飛ばして、深夜のジーンズショップを冷やかし、スターバックスあたりでコーヒーを一杯飲んで帰ってくる、なんていうのが、けっこう効果的かも。

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