瞬間 ダイハツのコマーシャルでは、近藤勇が坂本龍馬になっている。 「宇宙戦艦ヤマト」では、キムタクのユニフォームがレザーになっている。 正月恒例のNHK「お目出度文芸選評」折込都々逸では、選者をはじめ、メンバーが皆変わっている。 当然だ当然だと思っていることが、もう違っていて、取り戻せない。 その瞬間を十全に味わうことができるか。 前に進んでいくだけだ。 明日は面白いかな。 満寿泉を飲んで、酔っ払っていました。 [0回]PR
ローマ法王御災難 ●ローマ法王御災難 ローマ法王御災難。世界で民心がおかしくなっている。シー・シェパードもそうだし、COP15の紛れ込み女性活動家もそうだ。狂信者だ。 もっともいまの法王様は、言っていることは保守的で堅くてその面からはいいところもあるかもしれないが、いまだ御顔からカリスマのオーラが発せられてないようにも思う。「有難味」というやつか。頭を撫でてもらったら立ち上がり歩き出した、というような。 巷はもう、正月の仕度に衣替えか。 [0回]
神参り ○神参り 冬至も過ぎて、これからは一陽来復。今朝の太陽はもう輝かしく、ベランダで草木に水をやっていると、背中がじりじりと暑いようだった。 昔は冬至はミトラの誕生日だし、後にイエスの誕生日になるし、新年元旦と言ってもいいだろう。 それで今日は、地元の氏神と一ノ宮にお参りしてきた。風は温かく、日射しもおだやかで、恰好の日和だった。氏神様には新しい社務所ができたが、古いものもそのまま残っていて、どう使うのか。宮司もいなくて氏子によって維持されているが、もっと隆盛になってほしいものだ。ニュータウンの新住民たちにも勧進に回ったら、結構援助してくれるかもしれない。大晦日にはそれなりに初詣の行列になるようだから。 同じことは武蔵一ノ宮にも言えるので、ここは宮司はいるらしいが常駐はしていない。だからお札やおみくじやお守りをいただけるのは、たぶん正月三箇日だけだ。聖蹟桜ヶ丘の駅からすぐのところで、神域もそれなりに広いのだから、再興の余地は大いにあると思うのだ。 私の知る限り、ここ数年、21世紀に入ってから見違えるように整備の成った神社は、いくつもある。松陰神社しかり、代々木八幡神社しかり。いや、地方の神社だってそうだ。前世紀のことが嘘のようだ。 「結局、こうした近傍の自覚が、いちばん遅れているのかなあ」と言っていると、妻が「(自覚していてもその分)みんな都心の神社に行っちゃうんじゃないかしら」と、正鵠を射たことを言った。 やはりブランドなのだろうか。縁結びとか、霊験あらたかとか、著名人ゆかりとか。まあ中世でも、衰微した神社仏閣は、みんなそこを梃子に復活していったのだろう。高野聖も伊勢御師も、そうした存在だ。そうすると、地元の氏神などにそうした余波が及ぶのは、まだ遠い先のことかもしれない。 しかし、「苦しいときの神頼み」ばかりでは、やはりまずい。それだと再び「宗教の阿片化」だろうからだ。 そうならずに、敬神や敬虔さの自覚につながればいいのだがと思う。 [0回]
鳩山スタイル2 ●鳩山スタイル2 中国国家副主席には直々のお声掛かりで媚を売り、一方普天間問題では先延ばしをちらつかせて掛け金を吊り上げているわけだが、ギャンブラーは引き時も心得ているというではないか。はたして分かってやっていることなのか。それとも天然か? 両天秤をかけるだけの、したたかで巧みな外交ができる国であればいいのだが。 [0回]
平成の遣唐使 ●平成の遣唐使 400人の大デレゲーション。そのうち140人も国会議員、すなわち選良、国民の代表を引き連れて、なにが「草の根交流」だ。胡錦濤につぎつぎ挨拶する姿は、まるで朝貢使節だ。「下にも置かぬ扱い」なのは当然だ。とうとう日本が跪きに来たのだから。 「今後は中国に付きます」と宣言したわけだ。「育ての恩人、田中角栄を破滅に追い込んだアメリカを許さない」とケンカを売ったのだろう。 古代シルクロードの鄯善王国の運命を思い出した方がいい。井上靖も小説の中で、見事なルポルタージュ風に描いているではないか。 こんな太平洋ポエニ戦争のやり方はいただけない。 きっと聖徳太子も嘆いていることだろう。 [0回]
鳩山スタイル ●鳩山スタイル 政治は裏の裏の裏の、そのまた裏の裏くらい読まなければ分からないから、鳩山と民主党について、今いちがいに言うことはできないが、少なくとも鳩山という人は、「AであってはならないからBにする、しかしBばかりでも困るので、Aも考慮する」ようなことばかり繰り返しているような印象は強い。 [0回]
漬物 北の指導者様が、「民に良質の漬物を食べさせねばならない」と指示したとか。 一国の元首が、そんなことを指導しているのか。 まるで高句麗時代ではないか。 と考えたが、思い直してみると、キムチは発酵食品、高栄養、米とキムチがあれば十分だ。民は生きられる。 すなわち、核とキムチがあれば、あの国は大丈夫なのだ。 あの指導者様は、実は読みの深い、むしろ端倪すべからざる存在なのかも。 [0回]
アド街と美の巨人たち ○アド街と美の巨人たち 昨日のテレビ東京「美の巨人たち」のテーマは、晩年のモネだった。 驚いたのは、その演出が、直前の番組「アド街ック天国」のそっくりパロディとなっていたことだ。 「ジヴェルニー・ベスト5」とか。 美術教養番組まで侵食してくるとは、「アド街」、恐るべし。 [0回]