平成の遣唐使 ●平成の遣唐使 400人の大デレゲーション。そのうち140人も国会議員、すなわち選良、国民の代表を引き連れて、なにが「草の根交流」だ。胡錦濤につぎつぎ挨拶する姿は、まるで朝貢使節だ。「下にも置かぬ扱い」なのは当然だ。とうとう日本が跪きに来たのだから。 「今後は中国に付きます」と宣言したわけだ。「育ての恩人、田中角栄を破滅に追い込んだアメリカを許さない」とケンカを売ったのだろう。 古代シルクロードの鄯善王国の運命を思い出した方がいい。井上靖も小説の中で、見事なルポルタージュ風に描いているではないか。 こんな太平洋ポエニ戦争のやり方はいただけない。 きっと聖徳太子も嘆いていることだろう。 [0回]PR