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○二度の失意
ゼミ学生の卒論を仮提出させたので、食事をしてコーヒーを飲みながらじっくり添削しようとガストに入ろうとしたら、「勉強、居眠りお断り」の張り紙がドアにでかでかとしてある。印刷されているので、どこのガストでも共通のものだろう。
去年はそんなものはなかった。それに、そんな但し書きを出すようでは、ガストの存在意義がないだろう。ドリンクバーで、24時間とは言わないまでも、長時間ゆったりゆっくりと粘れるというのが利点ではないか。家では狭く、家族もいて、ゆっくり仕事も勉強も作業もできない人だっているではないか。夜遅くなったら、時間つぶし、場所ふさぎの人間の数だって、そうはいないはずだ。昔はすかいらーくも、広いテーブルを、ゆっくり占有させてくれたものだ。ぎすぎすと、合理化と回転率ばかり気にかける、世知辛い世の中になった。それを悪用する人間という輩が増えたのか否かについては、私は知らない。
貧すれば鈍するとは、よく言ったものだ。いずれガストも、仕合わせよくないことになる。
今日はそれ以外にも、もうひとつ断られることがあったので、二度の失意となって、少々落ち込む。
●鳩山普天間問題
オバマが「日米合意を前提に作業部会で詰める」と決め付けたのに、鳩山は相変わらず「合意ありきなら最初から作業部会など要らないはず」とアメリカの面子をつぶす。
昔、今の民主党のその前の民主党ができるかできないかのころ、さる筋からちらと聞いた話だが、鳩山は、前日に全スタッフが「こう決めました、これでいくからいいですね」「うん」とうなずいたものを、翌朝の自宅前での記者ぶら下がりコメントで全部ひっくり返してしまうのだそうだ。いずれ今回もまた、その癖の連発なのだろう。ただそれをアメリカや国際社会向けにもやっているとすれば、後の結果が怖い。
だがひょっとして、このまま正論で押し通してしまうかも。そして案外これが、独立国の姿かも。
もうちょっと見ておきたい。