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歳末の買い物

○歳末の買い物
 午後一番に妻と出かける。
 渋谷の東急本店の地下は、なかなかの賑わい。ふだん見かけないような人々が出張っている。やはり年末は……といった意気込みだろう。
 それからドライブがてら北総ニュータウンのイオンまで。数年前とは今昔の発展ぶりだ。すべてのレジカウンターに長蛇の行列ができている。ようやく年の瀬らしい混雑に出会った気がした。
 今年はなにかと気忙しいことが続き、まともな年越しの支度もままならない。天気も「寒くなる」とばかり言っているが、今日もむしろ生暖かいくらいで、季節感が薄い。こちらも積極的に季節感を作り出してその気になろうとまでも思わないのだが。

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仕事納めの光景

●仕事納めの光景
 25-27日と、骨休めの旅行。温泉で、何も考えずにひたすら寝てきた。ここから後になるとどこも予約で満杯、しかも正月値段。ちょうどエアポケットの時期を狙った。
 28日の夜は、昔の同僚の先生夫妻と、恒例の年末会食。夜に入り、天候が荒れてくる。札幌の友人のメールによれば、雪がないとのこと。人間という悪玉ウイルスに冒された地球が自らを治すため、免疫力を奮い起こして熱を発しているのだろう。
 会食の帰りの地下鉄、ホームも車内も、仕事納め帰りの酔客サラリーマンが足をもつれさせ、半分眼を閉じ、傘の石突を滑らせながらよろめく。こんな光景は久し振りに目撃した。ベンチに酔い倒れている人もいた。もし線路に転落したら救わねばならない。ひやひやした。
 ブット暗殺、スタグフレーション、病院たらい回し、ワーキングプア……。みんなブッシュとその世界中の手下政治家たちの責任だ。
 しかし地球とか人の心は、そう簡単には挫折しません。悪いニュースに心を占められないよう。

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クリスマスイブまでのまとめ

○クリスマスイブまでのまとめ
 金曜日、学部授業終了。1年ゼミにレポートの課題も出す。
 まず「○○は○○である」と紙に書かせる。○○の部分はそれぞれの自由だ。つぎに「その理由は○○だからである」と書かせる。そして「以下にそのことを論証する」と書かせる。最後に「以上、論証できたものと考える」と書かせる。
 これでレポート、というかミニ卒論の出来上がり。研究テーマなど、頭を痛めて探す必要などない。それはもはや、本人の頭の中、心の中に叫びとして既に存在済みだ。「○○」こそがそのテーマだ。だからあとは、もう思っていること、確信や結論として心中に存在していることを、他人に納得させられるべく、証拠を挙げながら説明し論ずればいいのだ。
「カラスは黒い」と書いた学生がいた。「先生、オレとても書けないス」と言う。当然だ、、この命題を論証できれば、立派な論文一本出来上がりだ。そんなことを気軽に甘く見て書き出したほうがいけない。というか、それがこの学生の心理において、思わず重要な意味を持っていたに違いない。
 土曜日、県民大学講座終了。
 日曜日、とりあえず休み。5月以来伸ばし放題だった髪を切る。
 月曜日24日、恒例で、赤坂の修道院でクリスマスイブのミサに参加。今年は神父様たちと話が弾んで、だいぶん遅くに帰宅。この日はやっと木枯らしが吹いて、ようやくクリスマスらしい風情となった。それでも、夜11時となると、コンビニですらひっそり。もはや余ったケーキも売っていない。70年代やバブル時代は、今は昔だ。
 昼過ぎに渋谷の東急本店に買い物に行ったのだが、普段は見かけないほど人出が多く、それもいつもは出張って来ないような地域ナンバーの車ばかりだった。通常は地元で買い物をしている人たちも、今日は渋谷東急本店で……という感じなのだろう。昔、青山の紀ノ国屋の歳末では、静岡ナンバーの車まで来ていたのを覚えている。
 皆様、今年は平安であったでしょうか。来年の平安は、お一人お一人の心の中にこそあると思います。外部のことではありません。

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授業どんどん終了

○授業どんどん終了
 こうなったら、もう早く終わって欲しい。
 今日は3年生ゼミの忘年会。女性軍も加わり、和気藹々とできたことだけで嬉しい。
 遠方から通学している学生もいるので、8時半にはお開き。
 けれど、明日は学部の会議。嗚呼。

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授業最後の週

○授業最後の週
 今週で、どの科目も終了。今日月曜日は「終わりの始まり」だ。
 まずはエクステンションと学部の1科目。エクステンションの後は懇親会を開いていただいた。美味しいケーキとお茶で話が弾んでよかった。受講者の方々に喜んでいただけるのが何よりだ。
 学部の講義終了後、妻と待ち合わせ、浅草の浅草寺羽子板市へ向かう。初日、月曜日ということもあってか、人出は思ったほどでなく、仲見世も半分くらい店を閉めている。
 お参りを済ませ、羽子板の店を見て回る。店ごとに、微妙にデザインや役者絵の顔つきや表情が違う。横の店にミニ飾り羽子板で気に入った「富樫」があったので、それを求める。
 それから「大黒屋」で天丼を食べ、帰宅。
2007年羽子板市01仲見世側から見た山門。







2007年羽子板市02金堂から振り向いて見上げた月。左は山門、右は塔。







2007年羽子板市03金堂側から見た山門。仲見世の明かりが見える。

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卒論提出日

○卒論提出日
 4年生の卒論提出日。我がゼミも8人提出。
 提出時間締め切りが午後4時なのに、3時を過ぎても、まだ3名が出してこない。
 気が気ではなくて、携帯で連絡を取り続ける。
 やっと3時半過ぎに現われ、曲がりなりにも提出完了。ほっと肩の荷が下りる。
 夕刻から打ち上げのささやかな会を、駅前の「笑笑」で催す。
 ともかく仕上げてくれて、ありがとう。

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師走の入り

○師走の入り
 今日は師走の入り。しかし私には案外温かく感じられた。関東平野は美しい光に包まれた。
 もう一つ面白く思ったのは、「冬至十日××でもわかる」というくらい、はっきり日が短くなっていきつつあるはずなのに、むしろもう冬至などとっくに過ぎたかのように日が長く感じられたということだった。時間の進みが速くなってきていると述べるブログなども散見されるが、案外実質は早春近く来ているのではないか?
 夜は妻と待ち合わせ、新宿センタービル地下の「ライオン」で食事。古典的な店。来ている人も、「○○中学同窓会御席」など、年配者が殆ど。ビールはサッポロだから安心、献立も年齢層に合わせてか、昔の洋食中心とは様変わりでこの頃は和風メニューが多く、それなり許容範囲。牛・豚なしで十分いける。

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卒論仮提出

○卒論仮提出
 ゼミ学生に卒論を仮提出させた。
 これから赤を入れて返却し、清書させる。
 いつもは学校帰り、どこかのガストに入って、腹ごしらえの後はドリンクバーを頼りに、そこで一気に全員分の添削を済ませ、寒い夜明け方にコンビニからエクスパックで返送するというのが通例なのだが、今年は事情があってそうも行かない。
 土日を使って作業をするつもりだ。

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夢の話

●夢の話
 木・金と大学院の研修旅行。どんな人材を養成するか? この頃は文科省の指示で、こんなことも教員がやらねばならない。
 水曜日朝に見た夢の話を記しておく。
 グリニッジ・ビレッジのようなところにいる(と思っている。夢の中では、高田馬場ビッグボックス前の広場ががらんとしたような場所だった)。若者、ヒッピー、あぶれ者がうろうろしている。
 青い作業着のような上下を着た、太った黒人の男が私の背後から足早に歩いてきて追い越し、広場突き当りの高架線の改札(つまりビッグボックスの入口に当たる位置)に突き進んでいく。見ると手に黒い突撃銃のようなものを抱え、ズボンの背中のところには拳銃を差していて、その銃把がはっきりと見える。「拳銃を持ってるわ」という女性の声が聞こえ(まるで吹き替えの科白のよう)、私もああそうだった、と思いながら、「銃を持ってますよ」とまわりに声をかけ、にわかにシーンのテンポが速まる。
 男は改札を通ってホームへ上る階段を上がったらしく、右上に見える高架線のホーム(ちょうど西武新宿線の位置に当たる)に男の姿が現われる。手に拳銃を構えて伸ばし、無造作にぱん、ぱんと撃ち放す。紺色の制服の警官が二人ほど倒れ、一人はこちらに転がって、苦痛と驚愕にゆがむ顔がクローズアップのようになる。ブロンドの白人。ただしかれは防弾チョッキを着ているため命に別状はない。
 すぐに別の警官が、男の正面、至近距離から発砲して、男の胴体に二発ほど命中し、男はあっけなくくたっとホームに倒れる。
 何事もなかったように広場は先ほどの雰囲気に戻り、私は振り向くと、男が歩き出した最初の場所には、黒い大きなコントラバスのケースのようなものが開いて立てられたままとなっている。大道音楽家のような振りをしながら、このケースの中から銃を取り出したのだな、と思う。ここで眼が覚める。
 最初から最後まできわめてストーリーも流れも一貫し、舞台立てのディテールも詳細で、色彩も鮮明、場面も鮮やか、音も聞こえた、リアルな夢。

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汗ばむ

○汗ばむ 
 今日もコートを着たのに、帰りはなんだか汗ばむほどだった。
 推薦入試の試験官は、心理的・精神的エネルギーを相当使う。
 授業は略図がうまく描ける。ところがアドリブなので、自分で覚えていないのだ。
 あとで学生のノートをコピーさせてもらうか。
 まるで逆ではないか。

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