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冬から夏

●冬から夏
 今日はもう汗ばむほどだった。昨日まで室内も冷え冷え、外気もひんやりしていたのに、えらい違いだ。
 考えてみると、今年は春がほとんどなかった。四月の初めに、桜の頃、わずかにうららかな日々が、それも二日か三日程度あっただけでまた冬に逆戻りしていた。毎週毎週、寒冷低気圧が襲い、やませに苦しんだ。
 日本もついに、春がなくなって冬から夏に直接移行する、そんな気候になったようだ。粗暴な、荒々しい気候だ。大伴家持も清少納言もどこへやらだ。

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聖*火リレー

●聖*火リレー
 聖*火リレーもようやく中国ステージに入るようだが、五四運動記念日も控えて、愛*国ヒステリーがますます荒れ狂うことだろう。1919年以来、メンタリティはまったく変っていないということがよくわかる。
 ところで、星*野仙一が聖*火走者のときは、さすがに誰一人手出しをしなかった、いやできなかったな(笑)。

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明日から授業

○明日から授業
 いよいよ明日から非常勤も含めて、本格的授業の開始だ。まずは導入といえども、気は抜けない。最初の気合で決まるものだからだ。
 とはいえ、エクステンションの「宮澤賢治」はその次の週からだ。資料を用意する必要がある。受講生でもあり、このブログにコメントを寄せてくださる七五三さんの質問に対する答の糸口も、今夜風呂に入っていて見つかったようなので、上がってすぐにメモした。
 まだ論証が必要だが、いずれ賢治は神格化するのではなく、虚心坦懐に捉える必要がある。
 もし「それは賢治先生を冒涜するものだ」などと目くじらを立てる人がいれば、「そも賢治に、なにか「冒涜」されるべき「神性」や「聖性」があるのですか」と逆に問い直してみたい。

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宇宙最初の水

●宇宙最初の水
 ネットで見ると、読売新聞に、下のようなニュースが載ったそうだ。
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宇宙初の水」誕生を再現、太陽系起源解明のカギに…北大
読売新聞(04月12日20時53分)

「北海道大低温科学研究所のチームは、宇宙空間で最初に水ができる過程を再現する実験に世界で初めて成功した。(中略) 香内晃・同研究所所長らは分子雲と同じ真空・低温状態を再現する実験装置「アシュラ」を開発。低温の水素原子を作り、酸素分子に吹き付けると、氷が形成されることを確認した。できた氷に赤外線を当てると、分子雲に含まれる「アモルファス氷」と同じ特性を示した。」
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 このこと自体はマア結構だろう。
 私の眼を案の定引いたのは、この装置が「アシュラ」と名づけられたことだ。
 結局、最先端の宇宙科学者も、やっぱりインド宇宙論の呪縛から逃れられていないじゃないか。
 なあんだ、ということでした。

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映画「靖*国」

●映*画「靖*国」
 映*画「靖*国」がさまざまな波紋を広げている。
 もしも、非モスレムの監督が、イランとかシーア派のどこかの地域におけるイマーム廟の、最も主要な祭日とか記念日を中心に、まったく同じような手法でドキュメンタリー映画を作ったとしたら、どのような結果を招来するだろうか。
 そんなことも考えた。

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寒冷低気圧

○寒冷低気圧
 昨日今日と、新入学生オリエンテーション合宿に行ってきた。たぶん一定の効果は上がったものと考えている。
 今日は朝から大嵐で、宿泊先のホテルのコンベンションルームの大きなシャンデリアが揺れるほど。相模灘に向けてしつらえた大きなアクリル窓がたわみ、びりびりと震える。眼下の岩場に波は打ち寄せ打ち付け、飛沫が霧のようになって何メートルも舞い上がる。
 昼過ぎにようやく嵐は過ぎ去り、波も次第に静まる。「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波のよるみゆ」の実朝の歌を思い出す。ただ、一時は「波の寄る」どころではなかったが。
 日本列島はここしばらく、こうした「寒冷低気圧」に間断なく襲来され続けている。ラニーニャ現象の影響と気象情報は言っていたが、真相はどこにあるのだろう。
 今回も各地で被害の情報が相次ぎ、鉄路も空路も乱れた。
 われわれは案外ホテルに缶詰となっていて、難を逃れたのかもしれない。
 ひよっこの面倒を見るしんどい合宿の、思わぬ効用だったようだ。

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リンク二つ

○リンク二つ
 リンクを新たに二つ加えた。
 一つは「個立大学東京」という一見パロディ風サイト。しかし内容は至って真面目。「シャウトする宗教人類学者」による「歌の人間学」を目指す気鋭のブログだ。かれはまた「ギターを抱えたさすらいの非常勤講師」とも称する。
 考えれば、「歌―人の声」は本来的に総合芸術であり文化だし、とくに古代には、それは「自然科学」「哲学」「宗教」そのものだった。ピタゴラスは宇宙を音楽だと考えたし、ヒンドゥー教や真言密教における「マントラ」の持つ力は恐ろしいほどに計り知れない。ギリシア演劇の「コロス」はいまさら言うまでもない。
 そうしたものを「音楽」とか「声楽」として切り離したのは、あくまで近代の所産なのだ。それがようやく現代になって「リトミック」とか「音楽療法」などとしてホーリスティックに再認識されるようになってきた。これはすでに欧米では学術の範疇だろうし、日本でもそうなるのはもはや時間の問題だ。かれはその道を切り開くべく、単身立ち上がっている。だから「個」立大学なのだ。
 もう一つは「泣いて、笑って、前向いて」というブログ。題名は何度も変わっているが、昔からネットの上でよく知っている、ある若き医師のサイト。この人の活動の軌跡は、とても簡単には語り尽くせないし、またいまさら語る必要もないとは、本人も思っていることだろう。「いま、どう前に進んでいくか」それをしかれは実践しているのだから。
 もしも私が、両人よりいささか年上ということだけでこんな口はばったいことを言わせてもらえるとすれば、どちらも、痛々しいほど健気に、真摯に、そして誠実に自己を投企(アンガジュマン)している人たちだ。

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家具

○家具
 引越しにあたって、家具を揃えた。
 ホームセンターなどには、廉価で合理的なものも多い。かつて札幌で一人暮らしをしていたので、あながち詳しくないわけではなかったし、東京に戻ってからは自由ヶ丘のNOCEという店の製品を愛用したが、いまや外国資本がここまで入ってきていることは、このたび初めて知った。
 妻の勧めで、スウェーデンのIKEAというところのものにした。巨大な店構えで、セルフサービス・自己持ち帰り・自己組立という方式だ。日本最初の店は幕張にできて、次には港北に作った。土日でなくとも駐車場は常に満車に近く、いかにもそれらしい、30代くらいの子連れ若夫婦や、リタイアした初老の夫妻などで大いに賑わっている。ライフデザインのセンス自慢のIKEA人種ともいうべき人々が、すでに出現しているようでもある。
 さてIKEAの家具のメリットは、
 一.廉い
 二.ものがしっかりしている
というところだが、デメリットといえば、
 一.大きくて日本人サイズではない
 二.自分で組み立てねばならない
の二点だ。
 このメリットとデメリットは連動しているわけで、つまり廉さの秘密はすべてセルフサービスによる中間コストのカットにあるのだ。
 とはいえ、これはアメリカのホールセール店であるCOSTCOを見た際にも感じたことだが、「こんなの人間様の買い方・商売の仕方ではないでしょう」という感じだ。
 問屋も、仲買も、小売もあって、それで綺麗に包装された品物が、場合によったら外商の手でお得意さまに丁寧に届けられる、その油の流れるような心地よさは、「コスト」とか「マージン」とかいうことばでは語り得ないものだろう。
 と言いつつ、しばらくは組立てに頭と手を痛める日々が続きそうだ。

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郵便局とローソン提携

郵便局とローソン提携
●郵便局とローソン提携
 昔だったら、郵便局長といえば、地域第一の名家、名士、郷紳、旧庄屋や名主の家がやるものだったはずだ。これも時代の完全な変遷だ。 

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一日家

●一日家
 今日は一日家にいた。
 年末にできなかった年賀状を作成した。

 世の中は年始から苦しいこと、嫌なニュースばかり流す。
 アメリカはいよいよ、自分たち以外の人間は死んでも構わないと本気で考え始めたのか。
 ともすれば落ち込み、パニックになりそうな気持ちを、どのように扱えばいいのか。
 人間は一人だが、一人でない。
 そこの奥義は人類一万年、忘れ去られたままだ。
 たまに釈迦とか、イエスとか、その他チャネラーとかが、ありがたくも思い出させてくれる。
 自分はなぜ思い出せないのかな。
 なぜチャネラーになれないのかな。
 これもパニックのしからしむるところの思いだ。
 笑い声だけで救いのエネルギーがもらえる。
 

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