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○ジョジョ・サワド・ライブ
夜、妻を連れて、中野北口「Blues&Jazz Lounge BRIGHT BROWN」に、ジョジョ・サワドとセカンドライナーズのライブを聴きに行く。ジョジョ・サワド(Jo Jo サワド)はピキけんじ氏およびシーサーズつながりの知人で、ハワイで私がミルク神に扮したとき、シーサーズとともにサンシンを弾いた。しかし本領はブルース・ギタリストで(何が本業かわからないと本人は韜晦しているが)、このライブはニュー・オーリーンズ・ブルースを中心に聴かせる。私はかんじゃーやーに置いてあったパンフレットで知った。
土曜日ということもあるだろうが、中野サンモールは人込みで溢れている。面白い店も、飲み食い処も山ほどあって、選ぶ楽しみは多いが、代々木八幡や上原のあたりに慣れてしまうと、こうしたところに出てきて歩くだけでへとへとになる。
黒胡麻坦坦麺で有名な店(早稲田ラグビーとも関係あるらしく、寄せ書き色紙があった)で腹ごしらえの後、「ブライトブラウン」へ。チーズをつまみに、ギネスをちびちび飲りながらステージを聴く。ジョジョ・サワドはじつに手馴れた感じで、軽く流したような印象。相方のPony Boy 野中はその愛称のとおり小柄な人だが、声の張りと伸びがすばらしい。ベースの谷口英視ははにかんだような笑みを浮かべる頼もしい縁の下の力持ち、ドラムスの湯村恭生も笑顔を絶やさず、いかにも楽しそうにリズムをキープして支える。
こうしたブルースライブハウスは初めてだったが、気持ちよく2ステージとアンコールを終えて、もう11時前になっていた。常連のような若者や一人で来ている女性などが黙々と聴き入っており、こうした熱心なブルース愛好家がいるのだということを、あらためて教えられた一夜だった。(文中敬称略)
Jo Jo サワド サイト http://homepage2.nifty.com/adliv/jojo/
○夢の話
今朝の夢。場所はよくわからない。海岸。冬の銀色の海が右側に遠くはるかに広がっているのが見える。遠方は白く霞む。雪か霧か。
海岸は右前方へと湾曲し、遠くの松の疎林の中に、寺が見える。そこへ行こうとしている。急に増水し、道の上までかぶる。道の左側はかなり急勾配の小さな砂丘のようになっていて、まるで石垣のように雪が凍り付いているので、そちらへ上がるわけにもいかない。
しかし歩けるだろうと見当をつけて、水に入っていく。首尾よく寺の前まで行き着いたが、そこの砂丘はさらに急な崖になっていて、まるで通せんぼをされているよう。白く凍った壁に手を掛けてよじ登らねばならない。
……このあたりで、「どうも水の夢ばかり見るが、自分からそのつもりになって、あえて見ようとしているのかもしれない」という意識が入り込み、目が覚める。
解釈:というわけで、この夢は、真の無意識からのメッセージではない可能性もあり、さらにその裏をかいて、本当のメッセージを自我が捻じ曲げてニセのメッセージだと思わせている可能性もあり、解釈は不能。
○夢の話
今朝見た夢の話を、忘れないうちに書いておく。
一 W大学にいる。とはいえ、いつもの夢同様、さまざまな学校が混合した感じ。トタン屋根で昔の市場みたいな生協に小物がいっぱい売られているのを見ながら、校舎に入る。私は黒くて薄い素焼きの、身長ほどもある、漢代のものと思われる「生命の樹」と「鳳凰」とが混ざったような置物と、もうひとつ別な茶色い素焼きの陶器を背負っている。生協で買ったのか?
校舎に入って2階へ上がりたいのだが、エレベータが廃止になっていて、口はあるのだがボタンが無い。横の狭い階段口から上がることにする。階段は狭く曲がっている。2階入り口がまた狭く、しかも衝立で誘導されている。後ろにピキ氏がいて、「私が持ちますよ」と言ってくれるので先に身体を出しふたたび荷物を持って行くと、衝立の出口にもうひとりピキ氏がいて、また荷物を受け取ってくれる。後ろのピキ氏に「ピキさん、もうひとりのピキさんがいますよ」と言うと、後ろのピキ氏は「あれは……で、……の奴なんです」と、いかにもしょうがなさそうに、いつもの打ち明け話の口調で答える。この部分失念。
2階に出ると、そこは四川省チベット。ベンチに腰掛け、空を見上げる。青空と刷いたような白い雲。「今回はこんなに急に3000メートルの地帯まで来てしまって、高山病は大丈夫かな」と、ちらと思う。傍らに、今回の調査とは関わりの無い、知らない丸顔の若手研究者がやってきて、親しげに仲間に入ろうとする。水色と白のTシャツを着て小太り。ピキ氏「君は新選組も知らないのか、……なんだぞ」といつもの調子で突っかかる。若手研究者「さあ……」とまごまごする。私「そのTシャツをみたらわかるでしょう、青くてダンダラで」と取りなすあたりで目が覚める。
解釈:生命の樹、狭い入り口、階段、衝立、出口、青空と雲、チベットがまず霊性覚醒のシンボルとしてのキーポイント。2人のピキ氏、若手研究者は自分の内部の反映。新選組はなんだかわからない。青と白に関係か。
この夢を反芻しながら、また寝入る。
二 夕方。高麗神社(現実のそれではない)にいつものお参り(現実にはいつものお参りなどしない)。今日はちょっと遅れて、暗くなりかかっている。私は銀色新素材のランニング用スウェットスーツ。広い参道から境内に入り、枯葉を踏みながら軽くジョギング(現実にはジョギングなどしない)。
拝殿に近づくと、なにか身体が軽いような感じを受ける。スーと踵が浮き、そのまま前にすべる。「浮いちゃったよ」思い切って身体を上に伸ばしながら横にすると、飛ぶ。「ああこんなことがやっぱりあるのだな」と思いながら飛んでいく。拝殿の横で、前を歩いていた親子を、3~4メートル上から追い越す。向こうもこちらを見上げているが、驚き騒ぐほどでもない。というあたりで目覚める。
解釈:見たままだと思う。
○サイト報告
メインサイト「きぬのみち」の中の「友人作品」コーナーに、ピキけんじ氏の詩「不戦ふぉーく 命は宝」をアップした。
ピキ氏はもちろん私の心友で、某有名大学の社会人類学教授。只の詩ではなくて、かれはギターを抱え、ナムファティーグ(ベトナム戦争時代の米兵の戦闘服)を羽織り、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケンばりに頭にバンダナを巻いて、ブルースコード進行で弾きかつ歌うのだ。
元来これは、私と仲間たちが作っていた同人サイト「ソムニウム」に掲載していたのだが、諸事情でサイトを閉じることになり、「きぬのみち」に移植したものだ。
これから少しずつ、「ソムニウム」に載せていた私の作品も転載していく。
○ブックインフォメーション
火曜日の夜、かんじゃーやーで泡盛を飲んでいると、サラリーマン風の人が入ってきて、本の宣伝パンフレットを配った。もちろん沖縄のつながり。ただし「沖縄といわず、琉球と呼んでください」と言っていた。「ブログで紹介してもいいですか」と聞くと、「大歓迎です」と言ってわざわざカラー版のパンフレットを呉れたので、紹介しておきます。
松島泰勝『琉球の「自治」』(藤原書店、2006年10月)
今日から授業再開。といっても、後一回か二回しかないから、事実上は終了も同然。全体のレビュー、試験のインフォメーションと質問受付のような内容になる。
昨日は友人宅で年始の会。サンシンに島唄、カチャーシも出てにぎやか。ここのお宅には猫が二匹いる。私は猫アレルギーなので非常に心配していたが、鼻が少々むずがゆくなっただけで、他には何も症状が出なかったのには我ながら驚き、かつほっとした。昨年以来、玄米・菜食のスローフード中心生活に改めた結果、体質がだいぶん変ったのかも知れない。もともと猫は嫌いではないので助かる。妻もべたべたに撫で回して満足したようだった。
ひとつ宣伝をしておく。2月4日、「節分コンサート@新横浜~与那国の古謡と島々のハモリ歌を聴く~」というものがある。詳しい説明は画像をクリックして拡大されたし。どうかお出でください。