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○ボルボ850インプレッション
代車で来ている、ボルボ850GLEのインプレッションを書いておく。
まず、車高が240に比して低いことに気づく。屋根が眺め渡せるので。しかし別に室内が頭がつかえるとかそんなことはなく、十分に広い。
運転すると、パワーステアリングが軽い、軽い。片手で楽に回せてしまう。もちろん、しっかり保持することはできるが。ウッドハンドルだし、高級感があって快適。乗り心地も悪くないし、ロールもしないのは、デルタリンク方式の賜物だろう。さすがレースにまで出た車だ。
加速はもちろんよく効き、かつスムーズ。ついアクセルを踏み込んですっ飛ばしてしまいそう。エンジン音も低く、いかにも噴射しているという感じだ。ただし、あっ、スピードが出すぎた、いかん、コントロールせねば、と思って速度計を見ると、案外60キロに届いていなかったりする。つまり、加速に要する時間も短いし、車高の低さとも相俟って、スピード感覚(疾走感覚)が240とはだいぶん違うということだろう。
後は、室内はごてごてしているし、オーディオや空調も何かかにか含めて計器は多いし、透過式でピカピカしているし、マア現代車に繋がるわけで、そんなものか、とも思う。
最後に、夜帰宅して駐車場に入れているときに思ったのは、240が「戦車」だとすると、850は空港に降り立って駐機場にタキシングして行く「ジャンボジェット機」だな、ということだった。
そのくらいの違いが、ある。
ただ書いているいま気づいたが、悪く共通点を挙げれば、要はどちらも鈍重ということか。もちろん、なにものも安全には換えがたい。
●ボルボ240、まだ不調
今日は35度。炎天下、ボルボ240オンマニ号で学校まで。まずエンジンをかける。アイドリングは安定。そろそろと発進。少しアクセルを吹かし気味にしながら走っていく。水温計も上がり、一安心と思っていたら甘かった。ATの切り替わりが少し重く、ショックが大きい。だがそのまま走っていくと、二、三度、ラジオがすっと消えかける。音がしなくなるのだ。「ヤバいっ」と思うが、そのつど0.5秒程度で復活して、リセットがかかるまでにはならない。エンジンもその瞬間に、クッと息をつく。いわゆる「ハンチング」だ。プラグの問題か? ちゃんとスパークしていないのだろうか。しかしまあ、それ以上のことは起こらず、エンジンストールもしないまま、なんとか学校にたどりつく。
さて学校も引けて、夜、駐車場を出る。さすがに日中の猛暑は収まって、強風の名残が多少の涼を呼ぶ。公道に出るためのスロープを登り、スモールライトからロービームに切り替えた瞬間、一度ハンチング。
これは電気系(電圧)か? バッテリーのインジケーターは緑色だったが、などと思いつつ、おっかなびっくり走らせていく。その後はアイドリングが不安定になることもなく、音も振動も静かに、無事帰宅。
ボルタ社長がガレージ社長に聞いたら、「それだけの情報では、何一つ分からないな」と言われたそうで、確かにそのとおりだろう。やはり暑さで参っているのか。
金曜日に再びオンマニ号を使う予定なので、そこで再び様子を見ようと、ボルタ社長とも話を決める。
○ボルボ240、小メンテナンス
ボルボ240オンマニ号は少々お疲れか、いささか問題が出たので、オート・ボルタに電話をして持ち込む。
問題とは、
●ブレーキランプ接触不良で、警告ランプがしばしば点き始めた。
これは納車した夏に起こった症状と同じで、接点を磨いてもらって治っていたのだが、再発した模様。「純正でも起こるんですよ。ほら、融けているでしょう」と、オート・ボルタの社長が、別のクルマで取り替えて保管してある部品を見せてくれる。確かにコンビネーションライトの枠のプラスチックが融けている。ショートしたようだ。これは以前の740でも起きたことがあり、ボルボの弱点というか、持病のようなものかもしれない。
幸い、オンマニ号の場合は融けることもなく、接点を磨いて、金具を少々広げることによって解消できた。いったん剥がした内張りを留めるプラスチックのボタン部分もテープで補強してもらって、一件落着。「そろそろこういうことも自分でできなければダメですね」と笑いながらも、やんわりと社長。
それ以外には、ドアロックのリモートが少々渋くなっている。これはやはり安物買いをして、装着に無理をしたせいのようだ。開閉のためのロッドの長さが足りないので、工夫をして接いだのだという。ガレージ社長が、もうこの機械はつけないでくれと悲鳴を上げていたらしいから、悪いことをした。とりあえずは騙し騙し使うしかない。
もうひとつは、エンジンストール。これも購入してしばらくの雨のときになって以来、二度目。今回は駐車中のアイドリング時で助かったが、ラジオの周波数セッティングは一からやり直した。オート・ボルタ社長によれば、湿気が高くなったりすると起こりやすくなるという。つまりは電気系の問題か。「頻繁に起こるようだったら、また言って下さい」とのことで、これも様子を見ることにする。あるいは、IACバルブやスロットルユニット、エアマスセンサーユニット、クランク角センサーなどの定番の清掃が必要かもしれない。
後は社長がタイヤの減りを見ながら「これもそろそろですね」と言う。「じゃあ、ホイールも見繕っておいてください」と答える。コロナホイールは汚れやすいし、案外やわなのだそうだ。
さてしばし雑談の後、試運転。警告灯は点かなくなった。エンストもしない(されたら大困り)。エンジン音は程よく快調、しばらくはこれでやってみる。
もうひとつはオカルトじみているが、こちらの気分が焦ったり泥沼だったりすると、クルマも覿面にそれを反映することは、どうも確かのようだ。だからクルマが代わりに引き受けてくれているのだとすれば、ありがたく感謝したい。そしてそんな気分で運転しないように心がけねば、ほんとうに事故を起こすこととなる。そうした警告と受け止めたい。