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●宇宙最初の水
ネットで見ると、読売新聞に、下のようなニュースが載ったそうだ。
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宇宙初の水」誕生を再現、太陽系起源解明のカギに…北大
読売新聞(04月12日20時53分)
「北海道大低温科学研究所のチームは、宇宙空間で最初に水ができる過程を再現する実験に世界で初めて成功した。(中略) 香内晃・同研究所所長らは分子雲と同じ真空・低温状態を再現する実験装置「アシュラ」を開発。低温の水素原子を作り、酸素分子に吹き付けると、氷が形成されることを確認した。できた氷に赤外線を当てると、分子雲に含まれる「アモルファス氷」と同じ特性を示した。」
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このこと自体はマア結構だろう。
私の眼を案の定引いたのは、この装置が「アシュラ」と名づけられたことだ。
結局、最先端の宇宙科学者も、やっぱりインド宇宙論の呪縛から逃れられていないじゃないか。
なあんだ、ということでした。
○地元の神社と寺院に参詣
転居した地のことをまだよく知らないので、今日は地元の鎮守と寺とを訪ねがてら散歩してみた。
神社は小さなもの。神主も常駐していないが社務所はあり、本殿の中に御輿が置いてある。由緒を記した石碑を読むと、二つの村社を統合したとある。これは別に明治のときではなく、戦後の地域開発に伴うものだったようだ。
それでも、この小さな神社が大晦日は参拝者で行列になるという話も、地域ブログで読んだこともある。旧住民のみならず新住民のよすがにもなっているということだろう。今日は花見を楽しんでいる家族連れもいた。
この神社とちょうど谷を挟んで相対している寺も、鎌倉期からは存在しているらしく、またもうちょっと地域のくくりを広げると、縄文以来の遺跡も引き続いて存在しており、新しく転居したこの地も、以前の土地と同じく古いコンテキストを持っている。
寺そのものはすっかり宅地開発された中にあるのだが、庫裏などは関東山地のどこの山寺か、と思うような風情とたたずまいを残していて、非常に面白い。またそこからさらに丘の上に登ると、反対側の谷底は恐ろしく深くて、開発される以前のこの辺り一帯の里山はすべてこんなアルカディアであったのではないかと思わせるパースペクティブだ。結構汗もかくハイキングルートでもある。
私は神社と寺の両方に参詣し、「このたびこの地に住む者です、住まわせていただきありがとうございます」と神仏に挨拶をしてきた。