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ボルボ240、12箇月定期点検

○ボルボ240、12箇月定期点検
 授業が終わって、もう6時。質問受付などをしていたら、6時半になる。明治や大正や昭和の御世の大学の先生とは、雲と泥ほども違う。
 アポイントを入れてあるので、ボルボ240オンマニ号を飛ばして、オート・ボルタへ。12箇月定期点検だ。
 クルマそのものは実に快調。車検以後ギクシャクしていたものが、ようやく落ち着いた感じだ。ATの切り替わりがどうしてもやや不満なところがあるが、これはいずれ、ソレノイドを交換してみたい。
 あとはオイル交換を、もう10000キロ弱怠っているはずなので、これが急務だ。しかし一般道でなおリッター8キロ強を維持しているので、なんとか持っているのだろう。ボルタの社長も「(バルボリンは)7千キロくらいまでは大丈夫と聞いていたが、いけるものですね」と感心する。これについてもいつもどおり、WAKO'sの諸ケミカル投入をお願いする。
 さらにタイヤのチェックも頼む。5万キロは越している。磨耗サインは出ていないが、もし必要とあれば交換になる。ボルタではこのごろ、ミシュランのエコタイヤにしているという。もちろん、それで構わない。
 しばらく雑談をして、代車ヴィッツに乗り、ボルタを辞す。ヴィッツはオンマニ号を乗りなれた身からすると、まるで軽自動車の挙動だ。ハンドルはよく切れて、車もまたかなりのスピードを出していても、それに十分に追随して、タイヤを鳴らすこともない。最初はブレーキが利き過ぎるのに戸惑ったが、それもすぐに慣れた。
 もう自宅まで三分の二というところまで来たとき、オンマニ号の車内に、自宅駐車場のチェーンバリカー開閉リモコンをおいたままにしてきたことに気づく。あわててオート・ボルタに電話して、取りに戻ることにする。「じゃあオフィスで待機してますよ」と、社長はいつも親切。
 苦笑している社長に礼を言ってリモコンを受け取り、再度帰宅。今朝は研究室の鍵カードも忘れて事務室の手を煩わせたり、自分の科目のクラス名を間違えるなど、抜けたことばかりの一日だった。

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会議

○会議
 今日は午前中会議(午後までなだれこむ)、1時間おいて午後別の会議。そうして夜はまったく別の研究会。これが実にいいし、含蓄に富む知的刺激だ。ストレス解消にもなる。
 それでその後の懇親の飲み会が、また楽しい。
 そんなわけで、終バスで帰宅、ブログもこんなところ。

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神棚

○神棚
 神棚というものを見て思う。
 神棚は、まさに「神社の杜」の小型版だ。ただ拝殿に形を似せて作っているというだけではない。質も機能も、そのものだ。
 榊があって、ひもろぎを成す。お札は依代だ。これは氷河チベットの白石(アルプ)、モンゴルのオボ、道教の石敢当、中国の社稷である「土」に相当する。だから「土」に神的作用を表わす「示(ネ)」がつけば、それは神社の「社」となる。また、「土」にはいずれ木が生えるが、それは「青山」となり、死者に新たなエネルギーを与え甦らせるための「墓」ともなる。中国、沖縄、韓国の墓がこれだ。そして、榊に見られるように、「土」に「木」がつけば、それは神社の森である「杜」となるのだ。
 神棚を置くことにより、それぞれの家に、「杜」ができ、「社(やしろ)」ができる。「神社」ができるのだ。
 チベットの自然宗教、道教、風水、日本の神道などは、このようにしてつながっているのだろう。

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中原中也の詩

○中原中也の詩

 今日は何も題材がない。

 考えていると、中原中也の一節を思い出した。

   つまり、我等に欠けてるものは、
   実直なんぞと、心得まして。

   ハイ、ではみなさん、ハイ、ご一緒に──
   テムポ正しく、握手をしませう。

   (「春日狂想」)

 こんな感じかな。
 なんとも形容しがたい、感傷的な風船がふくらんで爆発したいような自省の気持ちを、中原中也はよく表現する。
 
 世は多事多端に見えるが、わが首相はなかなかうまく立ち回っているようでもある。
 第一次大戦ころの世の中とは、どんなだっただろうか。
 賢治もこの時代だ。
 
 

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授業開始

○授業開始
 ついに新学期の授業が始まった。この頃は、どこの大学でも半期(セメスター)制を取るので、春学期、秋学期という呼称が定着して来ている。とはいえ、マア例によって東日本だけのことかもしれない。西日本では1年生、2年生などと言う代わりに1回生、2回生だから、セメスターについても、案外別の名称があったりするだろう。
 学校によって学生の個性が違うのは当然だが、今年度はどうも、少々おとなしい。別に新入生だけ受け持っているというわけではないが、何となく年度ごとに雰囲気が変わるというのは面白い。とりあえず、まずは静かな出だしとなった。最後に質問に来た学生が、ファウストが好きだと言ったのには恐れ入った。長年教えてきて、初めてだった。ますます油断なく、怠りなく勉強しなくてはならないではないか。何かゆっくりと、時代という船の傾きが、ゆるやかに戻りつつあるような、そんな兆候なのかもしれない。
 生涯学習講座であるエクステンションの方も、相当緊張する。けして無責任というわけではなく、話している中で新たな発想が生まれたり、示唆のようなものが閃いたり、ニューロンとニューロンとが考えもしなかったように結びつく、そんな瞬間があってくれるような授業を目指したいものだ。
 
 夜は神田三崎町で、「海南鶏飯」を食べる。シンガポール中華の店。蒸し鶏と香りのついた長粒米が、なかなか品よく合わさっている。私はシンガポールへは行ったことはないが、食器、雰囲気、味などから、まず間違いなく、限りなく現地のものに近いと踏んだ。この界隈は昔から美味くて量の多い飯屋が多いことは確かだが、それにしてもインドカレーといい、こんなに世界の料理が集中して、即席に賞味できるというのは、やはり東京の凄さの一つだろう。

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今日は休み

○今日は休み
 今日はゆっくり休んだ。
 明日から本格的授業の開始だ。
 気候もようやく落ち着いてきたようで、ゆったりとやっていきたい。
 私の授業は、どうしてもやや性急になる。こんな進み方では、とうていシラバスの最後まで終わらないのではないか、という強迫観念に駆られるのだ。
 しかし結局、ここしばらく、シラバスどおりに終わったためしがない。年々、話す内容が増えているようなのだ。刈り込まねば、と思いつつ、どうも踏み切れない。
 今年度は、そのあたりを少し思い切ってみよう。
 こんな風に考えていると、明日のことを考えて気の重いのが、少し晴れた。

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銀座・人形町

○銀座・人形町
 銀座の洋服屋に、背広の仕立て直しに行く。これでまた、当分愛用できる。先方は「新しくしてもらったほうがいいですが」と笑っていた。もちろん冗談で、自分のところの服には絶対の自信を持っている老舗だ。
 その後、中華料理の維○号で遅めの昼食。土曜日の午後だというのに、歩行者天国はそんなに人出が多いとも思われない。外国語ばかりがかまびすしく聞こえるのは、最近の風潮だ。「日本は別に香港にならなくともいいだろう」とひとりごとを言う。岩手県のアンテナショップをひやかし、有名な大阪寿司の店で土産を買う。
 下町の風情を少し楽しみたくて、人形町の界隈に足を伸ばす。戌の日にあたり、水天宮は子授けや安産の御祈祷をしてもらう夫婦や子供連れで大賑わい。またそうした人たちの「願望のエネルギー」というか、そんな感じのものに当てられてたじたじ。それにしても、こうした光景を見ていると、少子化とか、ぜんたいどこのことですかと聞きたくなる。
 このあたりは美味しいものの店も数多く、いずれまた探訪したいところだ。
 

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新入生研修打ち上げ

○新入生研修打ち上げ
 今日の学長講話を以て、ついに新入生オリエンテーション終了。
 軽い打ち上げに、妻とともにみなとみらいに食事に行く。エディー・バウアーのショーウィンドーのマネキンが、素敵なドライバージャケット(車を運転して小旅行に行くときなどに羽織るようなヤツ)を着ていた。軍モノのAVIREXといい、私はどうもアメリカ風が肌に合うし、また着てもしっくり身につく(と妻には言われます)。
 陳○婆豆腐の店で食事をしていると、奥の方のテーブルがやかましいほど盛り上がっている。切れ切れに聞こえてくることばから推測するに、どこかの会社の新人研修が終わり、そのスタッフが打ち上げに来ているらしい。
 いずこも苦労からひとまずは解放されたのだな、と思う。
 でも、ひとまず、です。来週から、すべての科目の授業が始まります。

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かりゆしウェア到着

○かりゆしウェア到着
 昔買ったかりゆしウェアが、さすがに襟首のあたりなど色あせてきた。かつてネットで見つけた久米島のものはもうなくなってしまったので、新たに探して注文した。○天に出店しているところで、すぐに届いた。
 かりゆしウェアの定義は昔はかなり厳密で、開襟の一番上のところにはボタンループまでついていなければならなかったはずだが、最近では、そんなことにこだわっていたら、だいいちコスト的にも引き合わないだろうし、長袖だのマオカラーだのと、スタイルもバラエティに富むようになった。クールビズのころになると、似合いもしないし着もしないくせに、決まって大臣たちが取ってつけたように身に纏うのが、この手の代物だ。それでいて、生地と品質だけは第一等ものなのだから腹立たしい。
 まあ実際、あの柄と色彩は、とても東京の労働着としては使えない。それで私が選んだのも、いつもどおり、ごく地味な、ほとんど単色でわずかに織り柄の入ったもの。これをちゃんと、スラックスと革靴で着こなす。
 後は、レイン・スプーナーのビジネス用アロハも一着そろえたいな。

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今日もオリエンテーション

○今日もオリエンテーション
 今日もオリエンテーション。今回は私は仕切り役で、ズイム軍曹に変身。宿泊研修が済んで、同じ釜の飯を食ったことで友人になったのはいいのだが、そうなったらなったでおしゃべりをしてざわつき始めるから手に負えない。
 今日のプログラムの最後には、地元の警察署までやって来て、交通安全と薬物についての注意もあった。いまはどこの大学でも、大麻については非常に敏感なのだ。
 酒酔い運転防止の啓発ビデオもやったが、ストーリーも俳優も迫力はもちろんあるものの、情緒や情感に頼りすぎる。要するに「クサイ」のだ。私に作らせれば、「データ」と現実の事故の悲惨な写真などを使って、もっとストレートでドライにやるのにと思った。前日の宿泊研修で観た薬物乱用防止啓発ビデオもそうで、これも私ならば、薬物で小さくなった脳の断層写真とか、とにかく実物データで直接的に構成すると思った。
 それから、担当の人たちにも、もう少し話術があってくれればと思う。これは明らかに技術つまりスキルなので、訓練次第でいくらでも習得することができる。強調の仕方、間合いの取り方、声をマイクにうまく乗せる出し方、滑舌、身振り手振りなど、それから資料の見せ方。これらにちょっと気をつけるだけで、ガイダンス効果は2倍にも3倍にもにアップするのだ。

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