忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シロお別れ

●シロお別れ
 シロをペット墓苑に連れて行く。
 ニュータウンで、ペットを飼っている人が多いらしく、近隣に二箇所もある。
 それぞれ事情もあるし、縁起のことでもあるし、マア内部のことはあれこれ書かないが、ペットに格段の思い入れをする人が極めて多いことは、よく分かった。線香を立てて、感謝の気持ちを込め、お別れをした。
「合同葬」というものにしてもらった。猫や犬と一緒だが、あの世でまで追いかけるということはないだろう。
 墓苑から出るあたりで、肩のところがどしっと重く、筋肉痛のごとく痛くなる。動物のではなく、ペットに思い入れた、飼い主である生きた人間の「念」の重さを、もろにかぶったのだと思った。
 近くのファミレスで精進落しをして、帰ってシャワーも浴びて、いつの間にか抜けていた。
 きっと羽ばたいて天に帰ったのだから、引きずらずに忘れてやるのも、供養だろう。鳥は昔から、風の仲間で、天のお使いです。
 ただ、一羽残ったクロが甘えて困る。今日も、妻の手の中に入ったままだったらしい。
 禽獣畜生といえども、心はある。
 

拍手[0回]

PR

シロ追悼

●シロ追悼
 授業をやっていても、ふと「ああ、もう家に戻ってもシロはいないんだな」などと心に浮かび、張り合いのないことおびただしい。クロの方も、雛のときからの幼馴染が消えて、心なしか淋しそうだ。よくシロの毛づくろいをしてやって、親切が行き過ぎてしつこくなり、仕舞にはうるさがられていた光景などを思い出す。
 文鳥でこれなのだから、犬や猫の場合の「ペットロス」がいかなるものか、思いやられる。
 いまはディズニーシーで土産に買ってきたビスケットの丸い缶に納まっている。妻が切花をたくさん添えてくれた。
 明日はペット墓苑に連れて行くつもりだ。

拍手[0回]

文鳥シロ死ぬ

●文鳥シロ死ぬ
 楽しい記事を書くつもりだったが、思いもかけぬことになった。
 夜、外出より戻ると、鳥かごの底に、文鳥シロが落ちていた。目をつむり、首は横向きに、腹ばいになっていた。羽はやや開いていたが乱れておらず、嘴は赤く、血を吐いた跡があった。
 止まり木に止まっているクロに妻が「どうしたの? ケンカしたの?」と聞くが、黙ってじっとしているばかりで、もちろん答えてくれるわけもない。もしケンカしたり、足が挟まってもがいたりしたのならば、もっと羽根が乱れているはずだ。
 思うに、最近、夜寝るときに、鳥かごの床にいることがままあった。また、さえずりが時にかすれて聞こえることがあった。これに血を吐いたこと、姿が乱れていなかったことを考え合わせると、いつのころからか、喉の辺りに病気があって、それが今日突然に急変し、いちどきに喀血して死んだのか。もしそうだとすれば、可哀想ではあるが、苦しむことは少なかったかもしれない。
 われわれが出かける前には水浴びをして元気だったし、昨夜も寝る前にはいつもどおりの顔でこちらを見てくれた。つやつやして体も大きく、小さくて足も弱いクロの方をもっぱら心配していたのに,いのちというのは分からないものだ。妻は涙流れて止まず。享年八歳。文鳥としては長生きをしてくれた。ちなみに「シロ」は通称で、本名は「四郎」。高野山で弘法大師を先導した狩場明神の飼い犬の名から取った。
 最後まで辛い顔を見せず、しかも死ぬ姿も見せなかった。男と言えるだろう。
 線香を立て、供養する。
 シロよ、一緒にいてくれてありがとう。

拍手[0回]

ボルボ240、12箇月定期点検完了

ボルボ240、12箇月定期点検完了
 これは昨日、4月24日のこと。今日は雨で家に閉じこもり、特筆事項無し。
 オート・ボルタ社長より12箇月定期点検完了の知らせを受け、授業終了後、代車ヴィッツで向かう。すっかり慣れた。妻によれば、この旧型ヴィッツの方が、以前レンタカーで乗ったポルテよりも安定感があるという。素人の感覚というのはおかしなものだ。
 到着して、オフィスでコーヒーを飲みながら、まずは雑談。社長が憤激するには、ウォーターポンプがイカれて水漏れしていたと言う。純正部品でないと渋い顔をする割にはこのざまではないか、だいたい一年持たない純正なぞあるか、とガレージ社長に文句を言ったそうだ。またメーカーの方にもクレームをつけたら、一年も経った部品のクレームなぞ受けられない、のみならずこんなことはどこの外車メーカーでも同じだ、とまるで木で鼻をくくったような返事らしい。いいですよ、それなら今後は社外品を使いますよ、まだしもサービスのよくて良心的な社外品を、廉く小まめに交換しながらメンテをしますから、とだいぶんおかんむりだった。自動車業界も、これだけ打撃を受けていると報道されている割にそんな殿様商売をしているようでは、いずれ仕合わせよくないだろう。
 さて肝心の整備の方だが、点検時点で、総走行距離135018キロ。

●スパークプラグ清掃
●エアクリーナエレメント清掃
●ウォーターポンプ交換
●ブレーキパッドフロント・リヤ交換
●エンジンオイル交換
●オイルエレメント(フィルタ)交換
●オイルフィラーパッキング交換
●リヤトルクロッドブッシュ交換
●LLC交換
●いくつかの調整および締め付け

といったところだった。
 プラグはスプリットファイアのプラチナにニッポンエミール特注のコーティング済だし、エアフィルタはK&Nの湿式なので、どう清掃したかやや心配だが、そこはガレージを信用するしかないだろう。オイルはバルボリンMaxlife10w-40、それからオイルフィルタは、うっかり預けるのを忘れて、今回はボッシュではなく、一般的な代替品であるW916となった。次回の交換時には忘れないようにしよう。さらに、WAKO'sのFVとシールコートを添加した。これは100キロくらい走行すると馴染んでくるとのこと。ケミカル注入のさいに、カムのところをちょっと覗いたが、綺麗なものだった。またオート・ボルタからすでに通販でWAKO'sのF-1も購入してあるので、これをガソリン満タンごとに一本ずつ投入する。
 貨物船に車を積んで鹿児島まで納入に行ってきた土産話などをしばらく社長から聞いた後、少し雨のぱらつき始めた中、キーを受け取って走り出す。オンマニ号は快調、何の変りもない。エンジン音も静かで一定しており、安定感は抜群だ。ヴィッツはいい車だと思うがなにしろ小さく、よくないことだとは思うが、ともすれば周囲から軽んじられがちだ。その点、ボルボ240ともなれば、ネオ・ビンテージでもあり、まずそんなことはない。これもまた、別の安心感ではある。
 途中のエネオスでガスを補給したのを機に、早速F-1を一本投入。入れてから、しまった、先に入れるように言われていたのに(それによって撹拌され早く混ざるらしい)失敗した、と思ったが後の祭り、まあ振動で自然に混ざるだろう。
 どうせ整備の後は、平衡状態に戻るまでは、いつものごとくしばらくは落ち着かないに違いない。

拍手[0回]

今日のびっくり

○今日のびっくり
 今日のびっくりといえば、なんといっても「……」だろう。
 海のかなたではアマチュア歌手が大絶賛を浴びるかと思えば、こなた日本では人気絶頂のアイドルの不祥事だ。
 しかし素人考えでは、泥酔した人間など、ふつうは交番かどこかの「トラ箱(留置場)」か何かに一晩放り込んで、翌日はお帰り願って一件落着するようにも思うのだが、それはドラマの中での話で、現実の法律上はそうは行かないのだろうか。
 どちらも大きなコンテキストの中で見守るべき事柄かもしれない。

拍手[0回]

暑いのか寒いのか

○暑いのか寒いのか
 暑いのか寒いのかわからない。とはいえ、合服には早いし、まだ冬服。さすがにコートは着ない。
 銀座のテーラーから、服の直しが上がったというFAXが入っていた。思いのほか廉くて喜ぶ。合わせてみるのが楽しみだ。
 授業の中で、文化を決める条件のひとつとしての「気候」の話になり、「古代の人間は気候の変動には勝てず、工夫をして合わせるよりほかなかった、それに対して現代文明のわれわれは、ちょっとは対抗できる、つまりこんなに蒸し暑いときは」と言いながら、教室のエアコンのスイッチを入れる。実際、雰囲気がどんよりとしかかっていたのだ。
 実地教育だ。チーム・マイナスなんとかには悪いけれど。

拍手[0回]

サイトに記事をアップ

○サイトに記事をアップ
きぬのみちWEB SITE」のVOLVO240コーナーに記事をアップ。といっても、ブログに少し書いていたものを手直しした程度。それでも、1年ぶりくらいの更新だ。オート・ボルタに来るお客さんたちにもこのコーナーは少しは知られているらしく(リンクされているので)、「最近更新がないですね」と言われていると社長から聞いていたので、気が咎めていた。
 久し振りにhtmlファイルを扱うので、だいぶん思い出すまで戸惑った。私はもっぱら、MSFront Page Expressという、極めて原始的なhtml作成ソフトを使用している。いちばんシンプルだし、動きも軽いし、作成したファイルもまた軽い。近頃はもうブログ全盛で、ホームページというものもたいがい時代遅れの印象になった。のみならず、JavaとかFlashとか動画も入って重くなりすぎて、おまけに音声までついたりすれば、いくらブロードバンドとはいえ、ますます結果のみ求めるに性急でせっかちなこの時代では、いきおい見なくもなろうというものだ。
 そして作り終えたファイルを、これまたシンプルなNextFTPというソフトでアップロードして、完成。

拍手[0回]

とりとめもなく

○とりとめもなく
 授業を3コマやり、鍼に行って帰宅すると、さすがに疲れる。旨い秩父の酒で晩酌をすると、もう何もできなくなり、寝るしかない。
 新学期で、久し振りにいつもの「陳○家」で昼食を認めようと思ったら、居抜きでラーメン店に変わっている。毎週これを楽しみにしていたのに、がっかり。あの山椒の辛さがないと、気分がしっかりしないのだ。「陳○家」はフランチャイズ制らしいので、こういうこともあるのだろう。来週から、どこか探さねば。
 わずかな合間を利用して、学校の近くの「一陽来復」で有名なお宮に足を伸ばしてみる。私が学生のころは細々としたものだったのだが、いまや年々参詣客は増え、境内は大改修中。拝殿も実に重厚なものになった。それとともに、なんだか怪しげな雰囲気も漂い、この日も何度も何度も拍手を打ちながらなかなか退かないおばさんがいたりして、いささか気味が悪かった。やはりお正月とか節分とか、華やかで賑やかなときに、む090419miharu.jpgしろさらりと訪れるのがいいようだ。
 大学入学したてのとき、友人もまだできず、このお宮の崖下にあった小さな喫茶店でひとり、紅茶を飲みながら歴史書を読んでいたら、ちょうどサービスタイムで、お茶請けにマクヴィティの全粒粉ビスケットを出してくれて心が温まったことを思い出した。

☆写真は、前日の三春滝桜。

拍手[0回]

滝桜

○滝桜
 妻を連れ、福島県三春の滝桜を見に行く。連日の外出だが、おそらくこの日曜日が最後の観桜のチャンスと思い、どうしても見せたかった。
 例によって出発が遅くなる。中央道~首都高速4号~C2号~6号~常磐道~磐越道というコースを取る。磐越道の途中あたりから、桜が満開状態に「戻る」。小野町の川沿いの桜の列は壮観。多くの人が訪れているのが見えた。
 三春現地に着いたのは午後4時ごろだが、滝桜近くになると、駐車場まで車の列で渋滞しているのには驚く。もう10余年来ていないので、往時のことを思うと今昔の感がある。まだ観光バスも陸続とつめかける。人々は写真を撮り、土産を買い、桜に見入る。本日はライトアップもあるということで、夜まで人の波は途切れないだろうと思われたが、われわれはその前に去る。
 帰りは東北道の渋滞を避けて4号線を南下、夕食の後、渋滞も解消した東北道~首都高速S1号~C2号~4号~中央道を快適に走り、帰宅。代車ヴィッツは、健気でなかなか頼もしい。

拍手[0回]

ディズニーシー

○ディズニーシー
 妻とともに、五反田であるフェア会場を見た後、ディズニーシーへ向かう。大井の入口から高速湾岸線に乗り、おそらく30分ほどしかかからなかったのではないか。ずいぶん近いことに驚く。
 去年の秋にはディズニーランドを訪れたが、両者に共に思うことは、マーケティングとマネジメントの巧みさだ。「行けばぜったいに散財する」ように作られてていて、しかも「それをむしろ喜びに思わせ」る。いや、「出したお金よりも値打ちがあるものを得たように、かならず思わせる」といった方が、より正確だろう。ここにホスピタリティの真髄があるわけだ。だからここでは、われら日本人も含め「とげとげしい我れ先」が得意中の得意のアジア人たちが、文句も言わずに微笑みながら行列を作り、アトラクションの順番が来るのを待っているのだ。
 前から思っていることだが、アメリカは世界に軍隊を派遣するよりもミッキーを派遣したほうが、ずっと安上がりに、しかも手早く、もっと重要なことには平和に世界を心服させ、征服できるだろう。つまり、基地の代わりにディズニーランドを作るのだ。偶像(アイドル)禁止のイスラーム世界でも、そこはなんとか解決すればいい。
 しかしそんなことはアメリカ自身が百も承知のはずで、それでなおそうしないのは、もちろん軍事産業の儲けの桁が、どだい違いすぎるからなのだろう。

拍手[0回]