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●文鳥シロ死ぬ
楽しい記事を書くつもりだったが、思いもかけぬことになった。
夜、外出より戻ると、鳥かごの底に、文鳥シロが落ちていた。目をつむり、首は横向きに、腹ばいになっていた。羽はやや開いていたが乱れておらず、嘴は赤く、血を吐いた跡があった。
止まり木に止まっているクロに妻が「どうしたの? ケンカしたの?」と聞くが、黙ってじっとしているばかりで、もちろん答えてくれるわけもない。もしケンカしたり、足が挟まってもがいたりしたのならば、もっと羽根が乱れているはずだ。
思うに、最近、夜寝るときに、鳥かごの床にいることがままあった。また、さえずりが時にかすれて聞こえることがあった。これに血を吐いたこと、姿が乱れていなかったことを考え合わせると、いつのころからか、喉の辺りに病気があって、それが今日突然に急変し、いちどきに喀血して死んだのか。もしそうだとすれば、可哀想ではあるが、苦しむことは少なかったかもしれない。
われわれが出かける前には水浴びをして元気だったし、昨夜も寝る前にはいつもどおりの顔でこちらを見てくれた。つやつやして体も大きく、小さくて足も弱いクロの方をもっぱら心配していたのに,いのちというのは分からないものだ。妻は涙流れて止まず。享年八歳。文鳥としては長生きをしてくれた。ちなみに「シロ」は通称で、本名は「四郎」。高野山で弘法大師を先導した狩場明神の飼い犬の名から取った。
最後まで辛い顔を見せず、しかも死ぬ姿も見せなかった。男と言えるだろう。
線香を立て、供養する。
シロよ、一緒にいてくれてありがとう。
○ボルボ240、12箇月定期点検完了
これは昨日、4月24日のこと。今日は雨で家に閉じこもり、特筆事項無し。
オート・ボルタ社長より12箇月定期点検完了の知らせを受け、授業終了後、代車ヴィッツで向かう。すっかり慣れた。妻によれば、この旧型ヴィッツの方が、以前レンタカーで乗ったポルテよりも安定感があるという。素人の感覚というのはおかしなものだ。
到着して、オフィスでコーヒーを飲みながら、まずは雑談。社長が憤激するには、ウォーターポンプがイカれて水漏れしていたと言う。純正部品でないと渋い顔をする割にはこのざまではないか、だいたい一年持たない純正なぞあるか、とガレージ社長に文句を言ったそうだ。またメーカーの方にもクレームをつけたら、一年も経った部品のクレームなぞ受けられない、のみならずこんなことはどこの外車メーカーでも同じだ、とまるで木で鼻をくくったような返事らしい。いいですよ、それなら今後は社外品を使いますよ、まだしもサービスのよくて良心的な社外品を、廉く小まめに交換しながらメンテをしますから、とだいぶんおかんむりだった。自動車業界も、これだけ打撃を受けていると報道されている割にそんな殿様商売をしているようでは、いずれ仕合わせよくないだろう。
さて肝心の整備の方だが、点検時点で、総走行距離135018キロ。
●スパークプラグ清掃
●エアクリーナエレメント清掃
●ウォーターポンプ交換
●ブレーキパッドフロント・リヤ交換
●エンジンオイル交換
●オイルエレメント(フィルタ)交換
●オイルフィラーパッキング交換
●リヤトルクロッドブッシュ交換
●LLC交換
●いくつかの調整および締め付け
といったところだった。
プラグはスプリットファイアのプラチナにニッポンエミール特注のコーティング済だし、エアフィルタはK&Nの湿式なので、どう清掃したかやや心配だが、そこはガレージを信用するしかないだろう。オイルはバルボリンMaxlife10w-40、それからオイルフィルタは、うっかり預けるのを忘れて、今回はボッシュではなく、一般的な代替品であるW916となった。次回の交換時には忘れないようにしよう。さらに、WAKO'sのFVとシールコートを添加した。これは100キロくらい走行すると馴染んでくるとのこと。ケミカル注入のさいに、カムのところをちょっと覗いたが、綺麗なものだった。またオート・ボルタからすでに通販でWAKO'sのF-1も購入してあるので、これをガソリン満タンごとに一本ずつ投入する。
貨物船に車を積んで鹿児島まで納入に行ってきた土産話などをしばらく社長から聞いた後、少し雨のぱらつき始めた中、キーを受け取って走り出す。オンマニ号は快調、何の変りもない。エンジン音も静かで一定しており、安定感は抜群だ。ヴィッツはいい車だと思うがなにしろ小さく、よくないことだとは思うが、ともすれば周囲から軽んじられがちだ。その点、ボルボ240ともなれば、ネオ・ビンテージでもあり、まずそんなことはない。これもまた、別の安心感ではある。
途中のエネオスでガスを補給したのを機に、早速F-1を一本投入。入れてから、しまった、先に入れるように言われていたのに(それによって撹拌され早く混ざるらしい)失敗した、と思ったが後の祭り、まあ振動で自然に混ざるだろう。
どうせ整備の後は、平衡状態に戻るまでは、いつものごとくしばらくは落ち着かないに違いない。
○滝桜
妻を連れ、福島県三春の滝桜を見に行く。連日の外出だが、おそらくこの日曜日が最後の観桜のチャンスと思い、どうしても見せたかった。
例によって出発が遅くなる。中央道~首都高速4号~C2号~6号~常磐道~磐越道というコースを取る。磐越道の途中あたりから、桜が満開状態に「戻る」。小野町の川沿いの桜の列は壮観。多くの人が訪れているのが見えた。
三春現地に着いたのは午後4時ごろだが、滝桜近くになると、駐車場まで車の列で渋滞しているのには驚く。もう10余年来ていないので、往時のことを思うと今昔の感がある。まだ観光バスも陸続とつめかける。人々は写真を撮り、土産を買い、桜に見入る。本日はライトアップもあるということで、夜まで人の波は途切れないだろうと思われたが、われわれはその前に去る。
帰りは東北道の渋滞を避けて4号線を南下、夕食の後、渋滞も解消した東北道~首都高速S1号~C2号~4号~中央道を快適に走り、帰宅。代車ヴィッツは、健気でなかなか頼もしい。