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●オザワ辞任
ミンシュ塔も、もうこれで終わりだろう。
「知らぬが仏」ということわざもあるではないか。
政治家が料亭あたりで何をやっていようと、知ったことか。
要は「民の竈から煙が上がって」いればいいのだ。
「帝力いずくんぞ我にあらんや」だ。帝力を被るのもいやだが、こっちが帝力を持つのも、もっと御免被る。
情報公開とか、透明性とかいう美辞麗句に乗せられて、知らなくてもいいことを山ほど押し付けられ、ルサンチマンと表裏一体の卑小な正義感を振り回したり、煽ったりすることなぞ不要だ。
「罪なき者から、まず石を投げよ」と、イエスも言っているではないか。
「カエサルのものはカエサルへ」と、これもイエスのことばだ。
○NHKスペシャル
サハラ砂漠岩絵に関するNHKスペシャルを観て、アーサー・C ・クラークの短編を思い出した。
宇宙考古学者が、ある滅びた惑星に降り立つ。資料を発掘・解読・復元して再現すると、そこには滅亡した文明の住人たちの生活の様相が映し出されていた。
その資料の末尾には、住民らしい生物の顔が大写しになり、なんともいいようのないある種の感情を伝えていた。
そして最後に、文字が浮かび上がる。「ウォルト・ディズニー制作」と。
おおよそこんなストーリーだった。
英人クラーク一流の、皮肉な文明論だ。