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オザワ辞任

●オザワ辞任
 ミンシュ塔も、もうこれで終わりだろう。
「知らぬが仏」ということわざもあるではないか。
 政治家が料亭あたりで何をやっていようと、知ったことか。
 要は「民の竈から煙が上がって」いればいいのだ。
「帝力いずくんぞ我にあらんや」だ。帝力を被るのもいやだが、こっちが帝力を持つのも、もっと御免被る。
 情報公開とか、透明性とかいう美辞麗句に乗せられて、知らなくてもいいことを山ほど押し付けられ、ルサンチマンと表裏一体の卑小な正義感を振り回したり、煽ったりすることなぞ不要だ。
「罪なき者から、まず石を投げよ」と、イエスも言っているではないか。
「カエサルのものはカエサルへ」と、これもイエスのことばだ。

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NHKスペシャル

○NHKスペシャル
 サハラ砂漠岩絵に関するNHKスペシャルを観て、アーサー・C ・クラークの短編を思い出した。
 宇宙考古学者が、ある滅びた惑星に降り立つ。資料を発掘・解読・復元して再現すると、そこには滅亡した文明の住人たちの生活の様相が映し出されていた。
 その資料の末尾には、住民らしい生物の顔が大写しになり、なんともいいようのないある種の感情を伝えていた。
 そして最後に、文字が浮かび上がる。「ウォルト・ディズニー制作」と。
 おおよそこんなストーリーだった。

 英人クラーク一流の、皮肉な文明論だ。

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快晴なれども風強し

○快晴なれども風強し
 とうとう感染者が出た。テレビのインタビューに答える高校の校長は若干悪びれているようにも見えたが、画面などまさに「フレームアップ」されるものだから、ほんとうのところはわからない。現政権としては、上手く対応しているようにも思える。私のごとき学校関係者としては、次の対応を注視するのみだ。
 晴れたけれども風は強く、急に暑い。四季おだやかな温帯湿潤気候でなく、砂漠気候になったみたいだ。
 今日は、ボルボ240オンマニ号を軽く走らせて、ホームセンターへ買い物に行く。最近、「家電芸人」とか、そんな言い方が流行っているようだが、それなら私は、「ホームセンター教師」かもしれない。近いところから遠いところまで、いくつもの店を、けっこう知っている。なかでも贔屓は、若葉台の「ユ○ディ」だ。夜9時まで開いていて、学校帰りの買い物に都合がよい。いい工具や材料が豊富に揃っていて、工務店の職人が調達に来る姿も、よく見かけるほどだ。
 だが今日は、妻を連れ、疲れない程度の軽いドライブ、というつもりもあって、圏央道経由で、鶴ヶ島の「カ○ンズホーム」へと足を伸ばす。
 ここまで来ると、やはり埼玉ナンバーが優勢。私は昔の職場の関係で、勝手知ったる地だ。独自開発商品も含め、便利そうなものが山ほど並んでいて、まったく見飽きない。
 妻のリストに従い首尾よく買い物を済ませ、オンマニ号の広い荷台に固定して、一般道で家路につく。日高に向かう途中に「ホ○イト餃子」の店があって、ずっと以前から目をつけていたのだが、小腹が空いたので入ることにする。
 店内は思いのほか綺麗で、私が知っていたときから、きっと改装されたに違いない。餃子は地場の野菜などを使っていると説明にあり、味もいけると思う。妻も満足したようだった。
 その後は狭山~所沢~東久留米と走り、ミリタリーサープラスと軍モノファッションの店「東京ファ○トム」をひやかしてから、暗くなった府中街道を南下して川崎街道に入り、帰宅。

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灰色の積雲はうんざり

●灰色の積雲はうんざり
 午後になってもときおりひどい驟雨。悪魔が、まるで東京の上にだけありとあらゆる不満を被せたような、そんな灰色の雲が空に積み重なっていた。

 NHKBSで、バチカン秘蔵美術品の特集をやっていたのを観る。ところがどうも最近、イタリア・ルネッサンスの画家よりも、現代日本のマンガ家の方が上手いのではないか、というような、そんな気がしてならない。
 たとえば、とんでもないことを口走っていると言われるかもしれないが、サンドロ・ボッティチェッリくらい(これがもう途方もない言い草だとも思う)の絵なら、あるいは浦沢直樹だったら易々と描いてしまうだろうということなのだ。
 水木しげるを引き合いに出すまでもないが、日本人のタブロー力は、これはちょっと、なまなかなものではないと、ちかごろ、とみに感じるようになったのだ。

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今日は生憎の雨

●今日は生憎の雨
 日本は相変わらず強運。このまま推移してほしいものだ。
 連休中は体力温存に努める。渋滞はニュースで観たのみ。
 5日の夜は、有楽町に出て「オザミ」で食事、その後、東京国際フォーラムで開催の「ラ・フォル・ジュルネ」のコンサートを聴きに行く。いかにもフランス風の一日となった。「オザミ」はかなり本場の雰囲気を出しているし、ワインも含めて、味もなかなかよい。こうしたブラッスリーが、もう東京にはいくつできていることだろうか。このインフル蔓延の中、わざわざ外国に出なくてもいいではないか、と思ったりもする。
 今日は生憎の雨。ところが北海道遠軽では31℃ということ。一方釧路では6℃とのこと。東京は低気圧が張り付いて氷雨。5月にこんな乱れた気候はおかしい。

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苗を植える

○苗を植える
 3人目も香港風邪で、日本は相変わらず強運。もちろん連休明けの帰国ラッシュが心配。それに、この感染した恐れのあった女性も、香港型でしたと知らされたら、「安心しました」とほっとしていたそうだが、安心していてはいけないだろう。インフルエンザなのだから。だが熱も下がっているというし、やはり強運なのかもしれない。
 今日は、買ってきたプランターに苗を植えた。
 素人なので何もできるわけがないが、まずはプランターの底にプラスチックの網を敷く。その上の、ちょうど水抜き穴に当たる位置に、銅の小さなキャップを置く。虫の侵入よけにもなるそうだ。それから、軽石を撒いて被せる。最後に、粒形肥料を混ぜた腐葉土を入れて、そこに根をほぐした苗を置き、さらに周囲に土を詰めていく。最後に灌水して、なんとか形を整えて終了。
 植えた苗は、ハーブが何種類か、それにブルーデイジーやマリーゴールドなどの草花類。併せて、去年から冬を越したラベンダーと、新に買ったオリーブを寄せ植えした。
 夜は都心にちょっと出て、紀尾井町の「オー・○カナル」で食事。珍しいフランス本場の雰囲気。しかし連休中とはいえ、夜の赤坂付近、あんなにがらがらで大丈夫なのか?

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ホームセンター

○ホームセンター
 高速は大渋滞。それでも日本人は、以前のバブル時代のようにいらいらとげとげした様子もなく、インタビューにしっかり答えている。100年に一度の大不況時代の、これはよい側面。人を蹴落とすなぞ、まっぴらだ。
 われわれは近くのホームセンターに、ハーブ苗などを見に行く。ちょうど園芸フェアをやっており、ここも大した人出。だいたい道を譲っても挨拶もできずぶすっとしているのは、年配の男女。したことも、されたこともない、高度成長とバブルの落とし子たちだ。
 ハーブを数種類、テラコッタのプランターをいくつか、それから培養土を買い求めて帰る。ボルボ240オンマニ号はいくらでも荷物を積み込めるのでありがたい。
 あまり陽光がきつくて暑いので、妻は熱中症気味になる。今からこれでは、夏が思いやられる。
 植え替えは明日ということにする。 

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豚インフル3

●豚インフル3
 豚インフル最初の襲撃は、ともあれ不発でよかった。
 高校の校長が嬉しさのあまり涙ぐんでいたのが、不謹慎ながら可笑しかった。
 本来ならもう、香港型でもソ連型でも大ごとのはずなのに、「やったあ」と職員室中喝采とはね。
 許容基準が、もはやここまでぶっ飛んでしまっているのだということだ。

 今日は、銀座の服屋で寸法直したてのスーツを着て行く。学校に着いてから、ベルトを締めてこなかったことに気づく。意識させないほどの見事な仕立て方なのだ。その後も、授業中の体の動きにぴったりとズボンがついてきて、ベルトのことなどすっかり忘れていた。結局、帰宅までまったくずり落ちることがなかった。さすが老舗のテーラーだ。

 夕方学校を出るとき、空気の中にもう夏の匂いがしていることにはっとする。若草、若葉の「いきれ」とでもいうか。5月に入ったとたんだ。季節というものは争われない。

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豚インフル2

●豚インフル2
 文部科学省からの通達で、もし各都道府県に一人でも感染者が出たら、同一都道府県内の小・中・高・大学は直ちに休校せよということだ。
 報道では「豚インフルエンザ」が一斉に「新型インフルエンザ」に呼称変更されたが、これは豚肉輸出国アメリカの差し金だ、ということを「き○この日記」が書き立てている。確かに、CNNを見ると、アメリカ自身は堂々と「Swine flu」と使っている。
 「き○この日記」とは正反対の立場のサイトに、「ノ○さんのエッセー」があるが、どちらにせよ、惨害を被るのは最も貧しい人々だということでは一致している。
 もちろん、これにも、正反対があるわけだ。

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豚インフル

●豚インフル
 世間様は祝日だというのに、わが本務校は通常授業だった。文部科学省に、授業時間数15週確保などということを押し付けられたためだ。どの大学でもそれぞれ苦労しているはずだ。形ばかりアメリカの真似をすればいいというものではない。
 ところで、大学によっては、国内で人から人への感染が確認された時点で、全学休講・閉鎖の措置を取ると決めたところもある。先年の麻疹流行のときもそうだったが、学校というのは、その人数と集約の形態からして、最悪のスプレッダー(蔓延源)になりうるのだ。
 体力・免疫力をつけ、うがい・手洗い励行だ。怒り・恐怖・不安の投影は禁物。

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