第十九回萩・世田谷幕末維新祭り ○第十九回萩・世田谷幕末維新祭り オープンキャンパスで出校した帰り、松陰神社の前を通ると、「第十九回萩・世田谷幕末維新祭り」で、大変な賑わい。松陰神社境内には露店が立ち並び、お神楽は流れ、本殿前では神輿が担ぎ込まれて最後の手締めの最中。奇兵隊に扮した人々もいる。 松陰神社の鳥居です。向かって左に、会津の出店があります。 境内には、奇兵隊のものと思しき大砲まで飾られていました。 今年はもちろん龍馬が人気で、関連書籍も多数販売していた。とはいえ土方のグッズもあるのがおかしい。 隣の公園スペースには萩、山口の名産のテントが出て、酒や柚子汁を売っている。今年は会津はどうかな、と思っていたら、参道の一本隣側の通路に出ていたので、私は只見の「おやき」を買う。 このフェスティバルは年々隆盛で、いまや世田谷の名物の一つだろう。松陰の墓所まで参る人はさすがに多くはないようだが、それでも神社に参拝の人々は列を成し、多少は敬神の復活かとも思え、ただのイベントに留まってはいないようだ。この十年で、すっかり境内が整備されて見違えるほど立派になったところに、そのことが伺えよう。 世田谷線の駅までの松陰神社通りもにぎやかで、ヨサコイソーランの隊列も通っていった。 ポスターです。下の方に、会津の協賛ということも書かれています。これを継続するというのも、大変な努力だろうと思います。 近くの若林小学校の子どもたちが作ったポスターです。境内に展示されているし、世田谷線の中吊りにもなっています。吉田松陰も、新選組も呉越同舟で、とてもいいではありませんか。 ★ところで「龍馬伝」の近藤勇役、原田泰造はいいですね。あまり頻繁には観ていないのですが、旗本見回組の佐々木只三郎に足蹴にされ踏みつけられて、それでも不屈に目玉をきょろつかせる演技など、いかにも新選組の出自や悲哀まで感じさせて、なまなかのものではないと思いました。 [0回]PR