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島唄ライブ

○島唄ライブ070204an.jpg
 Anchang Project & 坂本弘道および福里安展出演による、「節分コンサート@新横浜~与那国の古謡と島々のハモリ唄を聴く~」を聴きに行く。
 Anchang Project は安場淳と宇野世志恵による島唄ユニット、坂本弘道は多才多芸のチェリスト(
http://home.catv.ne.jp/dd/piromiti/profile.htm)、福里安展は与那国島唄の名人。
 会場は新横浜駅近くの「スペース・オルタ」。自宅から渋谷駅まで歩き、東横線で菊名まで070204anb.jpg出て横浜線に乗り換え、都合1時間ほどで到着。これほど近いとは知らなかった。新横浜駅は巨大駅ビル建設中。近くにはスタジアムもできているし、すっかりオフィス街化して昔日の感あり。スターバックスで時間をつぶしてから会場に行く。
 100人ほど入る地下ホールは満席。チケットが売れないと安場さんと世志恵さんは心配していたはずだが、杞憂だったようだ。
 コンサートは時間を忘れて聴き入った。舞台装置(田中奈穂子)もプランターを中心に、いかにも台湾~沖縄をイメージさせるもの。安場さんは台湾の先住民族のハモリ(ハーモニー)民謡にも造詣が深く、皆で譜面を見ながら合唱するのも楽しかった。
 チェリストの坂本弘道はセロ弾きのゴーシュを彷彿の朴訥なキャラクターで、その腕前には瞠目する。Anchang Project のサンシンにじつによく合う。船の櫓を扱ぐ音、潮騒の音、鳥の鳴き声まで、チェロをこれほど自在に操れるのかと感心しきり。とくにチェロを横抱きにしてギターのように弾くのには驚いた。後で尋ねると、ハワイではコントラバスでやる人もいるそうだ。
 福里安展は、年季の入ったいい声を聴かせた。6弦サンシンがあるというのも初めて知った。
 コンサート終了後は、Anchang Project を囲んで打ち上げ。ジョジョ・サワドやピキけんじをはじめ、かんじゃーやー常連もいて、気の置けない賑やかな会となった。(文中敬称略)

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