古川ロッパ展 ○古川ロッパ展 W大学の正門前に行くと、門全体をふさぐように櫓が作られ始めており、紅白の垂れ幕と校旗がかかっていた。言わずと知れた優勝パレードのゴールの準備だ。 私の方は、授業までの空き時間、演劇博物館に入って、ちょうど開催されていた「古川ロッパ」展を観た。古川ロッパの声帯模写の録音が流れていたが、「愛馬行進曲」を藤原義江風とエノケン風に歌い分けているものなど、聴きながら思わず吹き出してしまった。 古川ロッパは、大正時代からすでに映画評論を書き、レビューの世界でも活躍した。これに影響を受け、花巻農学校でミニミニレビューを上演したり、ちょっと表現主義風のイーハトーブ童話を書くのが宮澤賢治だ。 知識と考えの幅が広がった。 [0回]PR