Wikileaksと統合失調症 ●Wikileaksと統合失調症 Wikileaks創設者が捕まり、サイトがダメージを受けても、ハッカーたちの手によってミラーサイトが雨後の筍のごとく群り起こって、収拾が付かない。ネットワークのコントロールがもはや効かないのだ。 そこで、こんな風に考えた。 つまり、もしもこれを人間の脳に置き換えてみると、要するに、一つの声で考えようとしても、次から次へと別の声が聞こえてくる、そんな状態だ。それをわれわれは、統合失調症と呼ぶ。 電脳世界は、いわば人間の脳あるいは心理システムのひどくスケールダウンされた雛形だから、しかしもしも、このネット無秩序無収拾状態をどうにか修正できる処方、治療法、修正プログラムのようなものを作り出せたら、それは案外、医学的・脳生理学的に統合失調症の治療法のヒントになるのではないだろうか。 逆に言えば、精神的疾患とは、脳神経細胞がみんなハッカーになって、勝手に情報をリークしまくっている、そうした状態なのではなかろうか。 [0回]PR