JR中央線201系引退 ○JR中央線201系引退 スクラップになるそうだ。もったいない。京王線電車のように、ローカル私鉄に売れないのか。あるいは、海外に輸出できないのか。 昔読んだ記事によると、201系はものすごく上等の材料を使って造られ、また頑丈でもあるそうだ。それで、二、三十年ごときではちっともこわれないので、逆に困るらしいのだ。つまり、メンテナンスの部品供給とか、技術継承とかが、逆に不自由になるのだ。そこに、かえってコストがかかる。 それに比べて、現在の車両は、部品などでもむしろ廉く海外調達(ドアエンジンなどはフランス製だそうだ)し、耐用年数も敢えて短く抑え、どんどん更新し、償却していく方が、かえってリサイクルの実も挙がって「もったいなくない」らしい。20世紀とは経済発想が転倒してしまったのだから、詮方ないことだ。 テレビでは、感傷的に別れを惜しむ鉄道ファンのインタビューが流れていたが、私などから言わせれば、201系など、ぜんぜん「新しい」たぐいでしかない。 私にとっての中央線は、90系であり、101系だ。103系高運転台となったとき、もはや興味は失った。 それで、いまのE233系とかいう「プラモ」はどうかというと、これがなかなか気に入っています。 小田急新4000系や、千代田線直通常磐線2000番台と同一仕様(後二者は幅狭)というのも、効率的でいいではないか。 [0回]PR