宗教に関する研究会 ○宗教に関する研究会 雨傘を用意して出かけたが、結局ほとんど使わず。 夜は長年の先輩で友人であるお坊さんの主催する研究会に出席。もちろんれっきとした宗派の名のある老師。講師もカトリック系大学のやはり著名な教授の先生。こう書かないといけないのが、現代の宗教の抱える問題の一つだろう。 今日の演題の中で感じたこと。 ◎宗教そのものの持つ力(パワー)を、従来の/既成の宗教者はどう考え、かつ見ているのだろうか。宗教者こそが宗教を「宗教」として客体化・対象化しすぎたのではないだろうか。つまりむしろ宗教者にとって「宗教」が「まがまがしい敵」となっているのではないのか。 お寺にお布施はしないのに、スピコンのブースでは喜んでお金を払う(個人的な趣味のツールとして消費される商品としてのスピリチュアリズム、という今日の説明だった)あたりに、既成仏教の考えるべき課題があると思った。 [0回]PR