バッテリー延命デバイス ○バッテリー延命デバイス バッテリー延命デバイスのことを知ったのも、もちろんネットだが、大きく二つの銘柄があるようだ。よくは判らないが、どちらも同じ原理らしく、値段も微妙に違うのみ。双方とも大電機メーカーの関連だと謳っているところも同様。福祉機器バッテリーへの貢献もまた謳い文句だ。 関連サイトはほとんどがこれを販売するネットショップのものだが、一つ見つけたのは、やはりそうした関係のエンジニアに聞いたところ、と称するもので、それによれば、このデバイスは、バッテリー電極板に付着したサルフェーション(硫酸鉛)をパルス電流によって除去し、元の状態に戻すことによって延命化を図るというものなのだが、エンジニアの意見だと、パルス電流によって叩かれた電極はせっかくつけてある凹凸をそぎ落とされる結果、容量が不足してしまうので、どうせなら少々容量が小さくとも新品バッテリーに換えたほうが経済だ、ということなのだ。ところが延命デバイスサイトの説明によれば、このパルス電流は微弱なので電極板を痛めることはないとも述べている。 そこで、カーグッズに付き物の、例のアンチテーゼがまたもや持ち出されることになる。すなわち:「そんなに画期的テクノロジーの良品ならば、はじめからメーカーが採用しているはずだ」というもの。 さあどうすべきか。 [0回]PR