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地元の神社と寺院に参詣

○地元の神社と寺院に参詣
 転居した地のことをまだよく知らないので、今日は地元の鎮守と寺とを訪ねがてら散歩してみた。
 神社は小さなもの。神主も常駐していないが社務所はあり、本殿の中に御輿が置いてある。由緒を記した石碑を読むと、二つの村社を統合したとある。これは別に明治のときではなく、戦後の地域開発に伴うものだったようだ。
 それでも、この小さな神社が大晦日は参拝者で行列になるという話も、地域ブログで読んだこともある。旧住民のみならず新住民のよすがにもなっているということだろう。今日は花見を楽しんでいる家族連れもいた。
 この神社とちょうど谷を挟んで相対している寺も、鎌倉期からは存在しているらしく、またもうちょっと地域のくくりを広げると、縄文以来の遺跡も引き続いて存在しており、新しく転居したこの地も、以前の土地と同じく古いコンテキストを持っている。
 寺そのものはすっかり宅地開発された中にあるのだが、庫裏などは関東山地のどこの山寺か、と思うような風情とたたずまいを残していて、非常に面白い。またそこからさらに丘の上に登ると、反対側の谷底は恐ろしく深くて、開発される以前のこの辺り一帯の里山はすべてこんなアルカディアであったのではないかと思わせるパースペクティブだ。結構汗もかくハイキングルートでもある。
 私は神社と寺の両方に参詣し、「このたびこの地に住む者です、住まわせていただきありがとうございます」と神仏に挨拶をしてきた。

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