仕事納めの光景 ●仕事納めの光景 25-27日と、骨休めの旅行。温泉で、何も考えずにひたすら寝てきた。ここから後になるとどこも予約で満杯、しかも正月値段。ちょうどエアポケットの時期を狙った。 28日の夜は、昔の同僚の先生夫妻と、恒例の年末会食。夜に入り、天候が荒れてくる。札幌の友人のメールによれば、雪がないとのこと。人間という悪玉ウイルスに冒された地球が自らを治すため、免疫力を奮い起こして熱を発しているのだろう。 会食の帰りの地下鉄、ホームも車内も、仕事納め帰りの酔客サラリーマンが足をもつれさせ、半分眼を閉じ、傘の石突を滑らせながらよろめく。こんな光景は久し振りに目撃した。ベンチに酔い倒れている人もいた。もし線路に転落したら救わねばならない。ひやひやした。 ブット暗殺、スタグフレーション、病院たらい回し、ワーキングプア……。みんなブッシュとその世界中の手下政治家たちの責任だ。 しかし地球とか人の心は、そう簡単には挫折しません。悪いニュースに心を占められないよう。 [0回]PR